【読書】究極のひまつぶしはアレ!?「江戸の性生活」 

更新日:2017/02/08

日本に帰ってきてうれしいことはたくさんあります。食がおいしいこと、日本酒が毎日飲めること、友達と会えること、それから本をたくさん読めること。

そう、ベルリンではなかなか読む機会がないこんな本でさえ!

 

江戸っ子たちの性生活

 

本日は、「江戸の性生活」というあられもない本をご紹介します。

 

 

しかもこの本、サブタイトルは「夜から朝まで」。朝から夜までじゃないのが、せめての救い!

題名を装飾するため、「そりゃもう、スゴイのなんのって!」の文言が入っていて、読み手の想像を裏切りません。

 

日本は「性の乱れ」が指摘されて久しいけれど、実はそれ明治時代以降のことで江戸時代までは性にとても寛容だったらしいのです。ただ寛容だっただけではなく、かなり濃厚、そして享楽的!

 

男性が性を楽しむだけではなく、女性も男性と同じように性を楽しめていたというのだから驚きます。

 

本によると、ベッドの中に男尊女卑が持ち込まれたのは明治以降のこと。それまでは快楽を前にして男女が平等だったという時代があったのです。

 

今みたいに娯楽がなかったので、暇なときはひたすらエロを極めるしかなかったのでしょうね・・・。

 

いらない知識が増える!江戸っ子たちのさまざまな事情

 

この本では江戸っ子たちの明るいセックスライフが一挙公開されているんですが、本当にいらない豆知識が増えます。

 

私がほぉ~と思ったのは、江戸時代の性病事情。当時は男たちはこぞって遊郭に通っていたらしいのですが、当時遊女たちの性病率(主に梅毒)は非常に高かったのだとか。

 

遊郭と言えば、吉原。

この吉原は幕府公認の遊郭であったわけですが(今のオランダのレッドライトディストリクトをイメージして頂ければわかりやすいかと。全面禁止して犯罪の温床となるよりは、“管理”していこうというもの)、幕府は梅毒に関して何の手立ても打たなかったため、みんな梅毒にかかり放題。

 

その梅毒患者が激減したのは、幕末になってからのこと。あまりにも高い梅毒率におののいた西洋医学を学んだ人たちが決死の思いで梅毒検査を始めたのだそう。

 

“幕府が開国を拒み続けていたら、もしかして日本は梅毒で滅んでいたかもしれない”との考察で結ばれています。

 

そんな不名誉な滅亡、いやだ~!幕府よ、開国に踏み切ってくれてありがとう!と変な視点を持てることもポイント。

歴史って様々な角度から多角的に見ていくと、今まで見えてこなかった一面が見えて面白いですよね。

 

でもいろいろと学べる、エロ指南書的存在・・・?

 

タイトル通り全編に渡り、営み方、避妊の仕方、プロの超絶技、遊郭事情、不倫などのエロ話で、プロの超絶技や「江戸っ子が選ぶ〇器ランキング」ってのは、たまに読む恋愛の指南書 AM 並みに勉強になりました!

 

浮世絵界のプリンス・北川歌麿様も春画を書きまくっていたとか、実は〇倫だった本居宣長とか、そういうことを歴史の授業で教えてくれたら、日本史の授業はもっとおもしろかったのに・・・!と残念に思いました。

 

ちなみにアマゾンでこの本を探してみたら、こんなのもありますよ~という本がわらわらと出てきた・・・!

 

 

 

読みたいですっ!

 

 


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