Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
海外生活楽しくて仕方がない!という人にはあまり役に立たない投稿だと思うのですが、意外とドイツ生活がつらいと感じている方も多いようなので、わたしの体験をワーホリで来た1年目から今までの6年をまとめました。
波乱万丈!という感じではないですが、ちょこちょこといろんな問題が発生し、特にビザ関係のことは誰かの役に立てばいいな~と思い、今回のブログを書くことにしました。今回は、2018年、ベルリンでの6年目をまとめます。
仕事が忙しすぎた
2018年は・・・仕事が忙しくて結構ストレス溜めてました。
ちょうど信頼してて大好きだったボスが日本に帰ってしまい、責任がわたしにかかって来てしまい、結構大変でした。そんな中新しく入ったチームメイトともなかなかうまくいかず、チームはほぼ空中分解状態に。
ベルリンという自由の都市、ストレスフリー!とか周りの人は言ってるのに、どうして自分はこんなにストレス溜めながら働いてるんだろうって本当に思ってました。
日本人は日本人である限り(と言ったら御幣はあるけど、日本で働いたことのある人はが正しいかな)、日本人的な働き方をしてしまうもので、頼まれたらなかなか断れないし(わたしがやらなかったらこの人困るだろうなぁとか考えて)、マネージャーでもないのに責任感だけはあるので「ちゃんとやらなきゃ!」という気持ちが働いて、もはやキャパオーバー。
そのおかげでとても成長できた部分はあるけれど、精神衛生上も良くないので、去年の9月からはパートタイマーになりました。
どこの会社もパートタイマーを受け入れてくれてるわけではないのですが、フレキシブルな働き方ができていることにはとても感謝してます。今もたまにFreak out しますが、フルタイムで働いてた時に比べると穏やかな毎日を過ごせてるかな、という感じです。
こちらも参考にどうぞ → 【ドイツ就職】働き方も結構自由!パートタイムという選択もあり!
多くの友達がベルリンから去った
最近ベルリンにも日本人が増え、移住してくる人も多いですが、ベルリンを去る人も多いです。これは日本人に限らず、またベルリンに限らずどこの都市もそんなものなんでしょうけどね。
1年くらいのワーホリで、ささっと帰る人も多いですが、その後フリーランスビザで滞在し、数年後に日本に帰国する人も結構多い。「もう絶対日本には帰りたくない!」と言っていた友達が、「ベルリンじゃ今後のキャリアに不安があるから」と言って帰ったことは印象に残ってます。
ベルリンは・・・アーティストやフリーランスの人には住みやすい都市ではありますが、日本人に限らず、会社員の場合なかなかキャリアアップする機会がないんじゃないか、というのが個人の感想です。キャリアアップしたい方は絶対ドイツ語、何が何でもドイツ語、そして専門があるに越したことはないです。
英語だけしか話せなくても、また専門がなくてもドイツで仕事を見つけることは可能ではありますが(わたしがそうなので)、でもこの先のキャリアアップはないなぁ、と自分的には感じてます。
また、ドイツ語ができたところで、どういうキャリアをベルリンで、ドイツで築いていけるのか、ということはおそらく多くの人が考えていることなのではないかな、と思います。
そういう状況の中でまだドイツにいたいのか。
わたしは今シングルであれば、おそらく2018年あたりで日本に帰ってただろうな~と思ってます。ドイツでもうやれることやったし、結構がんばって来たし、もうあとは無理をせず、日本でまたがんばろう!って感じだったんじゃないかな~と推測します。
彼氏と一緒に住み始めた
でも、2018年には帰らず、2019年もまだベルリンにいます。
2018年からは彼氏と一緒に住み始めました。アパートシェアにだいぶ嫌気がさしてたので、二人だけの生活は天国としか言いようがないです。今に至るまでほぼケンカもせずに、毎日穏やかに暮らせてます。
彼氏が以前言ってたことですが、「Emiは一緒に暮らし始めてから日本に帰りたいと言わなくなった」んだそうです。
確かに・・・そういえば、日本に帰りたいと思わなくなった。
「日本にいた方が自分は幸せだったかもしれない」とずっと思ってきた6年間だったので(その前の国も入れたら8年くらい)、そういう風に考えなくなったということが自分的にもちょっとした驚きでした。
一緒に住んだことで彼氏が「ただの彼氏」から「家族」という認識に変わったのでしょう。これはやはりとても大きな変化でした。
彼氏や友達はいても、なんだかんだで異国暮らしはさみしかったのだなぁ、としみじみ思いました。家族って心強い・・・!(面倒な場合もありますけどね)
ベルリンにこの先もずっと住み続けるとは思わないんですが、ヨーロッパのどこかでこの先もずっと暮らしていくんだろうなぁ、と今は思ってます。やっと今いる自分の場所が一番心地よい場所になった、そんな気がしてます。
ベルリンに来てまる5年、日本を出て7年(2018年時点)
適応力のある人はもっと慣れるのが早いんだと思いますが、こんなに長い時間がかかった例もあるんだなぁ、と知っていただければ幸いです。