Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
海外移住したい、海外就職したい、できればヨーロッパで働いてみたい!と思っている方は多いのではないでしょうか。
2018年在独5年になる筆者もその一人でした。
今でこそ長く比較的長期間ヨーロッパに住んでいますが、以前はどうやって海外移住したらいいのかまったくわかりませんでした。
海外移住、海外就職を目指している方に向け、記事を書いてみたいと思います。
海外移住の難関!ビザ問題
海外移住したいけど、ビザ取得が難しいって聞くしなぁ~となかなか行動に移せない人もいるかもしれません。もちろん、筆者も例に漏れずそうでした。
「海外移住・海外就職したい」人がまず考えなくてはいけないのは、ビザ問題ではないでしょうか。
筆者はあまり詳しく調べもしなかったので、「ビザは厳しいものだ→結婚ビザと学生ビザを除けば、ワーホリしか長期滞在の可能性はない」と勝手に思い込んでました。
現実問題、移民の締め付けが年々厳しくなるイギリスに関して言えば、上記は当てはまるかもしれません。
その他のヨーロッパの国々も、イギリスほど厳しくはないかもしれませんが、どこの誰かもわからない外国人にホイホイとビザを出してくれるほど甘くはありません、残念ながら。
そんなわけで筆者はワーキングホリデーのビザを使ってヨーロッパに降り立ちました。
今はヨーロッパの国もワーキングホリデーができる国が大幅に広がっているようですので(フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロヴァキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アイスランドなどヨーロッパの国だけでもなんと13か国と協定を結んでいるようです。詳しくは外務省のワーキングホリデー制度まで)、
30歳以下の方は海外就職や移住の手始めにこのビザを使ってヨーロッパに長期で住むのが良いかと思います。
30歳以上の方の海外移住・海外就職
30歳以下の若者は、ワーホリを使ってたくましく未来を切り開くからいいとして、問題なのはオーバー30歳。
このくらいの年齢になると、「このままでいいのだろうか」という悩みもありますし、実際に海外に出たいという意欲があっても、ワーホリが使えない!つまりビザの取得が難しい! という状況になってきます。
かく言う筆者も、「ワーホリが使えなくなったら海外生活は無理だから、日本に帰るしかない、日本で暮らすしかないんだ…」なんて絶望していた時期があります。
でもね、意外にも開ける道があるんですよ。
海外移住、ドイツという選択。
筆者はベルリンに行ってみたいなという理由からふら~っとドイツに来ただけですが、滞在するうちにドイツがワーホリビザ、学生ビザ、結婚ビザ以外でもビザが取りやすい国だということを知ります。
多くの国がその国のビザをすでに持っている人を対象に内定を出す傾向があるのに対し、ドイツは仕事をまず見つけてからビザの申請などをすればよいのです。
なので、ワーホリビザを取れない人であっても観光ビザでドイツに入り、レジュメを送り、面接をこなし、晴れてジョブオファーがもらえたら、その契約書を持ってビザの申請に行けばよいのです(就職活動は日本からやっておいてよいと思いますが)
【ドイツでの転職活動や就労ビザは以下の記事が参考になるかも → ドイツで転職活動!どう攻める?就労ビザは?】
ドイツは就労ビザの取得が比較的簡単
自分の経験に基づくことですが、ドイツは就労ビザを取るのが比較的簡単です。比較的、と言ったのは、他の国に比べて、という意味であって、苦労せずに取得できるわけではありませんので、そこはお間違えなく!
【このあたりの記事が参考になりそうなので、よかったらどうぞ → ベルリン生活6年を振り返る。ワーホリから就労ビザ取得、1年目 】
職種や収入、それから申請する場所によってビザ取得の条件や難しさなども異なりますが、契約書をはじめ、きちんと書類を揃えていけば、ドイツでのビザ取得はそこまで難しいことはないように思います。
【就労ビザの取得に関してはこちらの記事が参考になるかと → 【ドイツ在住者向け】ドイツ 就 労 ビザの更新してきました!】
わたしの住むベルリンはフリーランスの人たちが多く住む土地で、フリーランスのビザも取りやすいと言われていますが、フリーランスのビザと比べると、安定した収入の得られる会社員の契約書はビザの申請に断然強いです(当たり前か)。
最後に
わたしもそうなんですが、特にドイツが好きではなくても、ヨーロッパに住みたい、ヨーロッパで働きたいという方はドイツ移住、生活、就職を考えてみてもいいかもしれません。
ドイツに住んでいると確かにいろいろとありますし、ドイツの嫌なところ、嫌いなところもたくさんあるのですが、海外で働いてみたい、チャレンジしてみたい!という方にはドイツという国は本当にチャンスをくれる国であることは間違いないでしょう。
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最終更新日:2019年3月29日