フランス

フランス移住半年の備忘録

月日が経つのは早いもので、フランスに引っ越してきて半年が経とうとしています。
この半年は正直あまり記憶がないのですが(コロナ禍とまるかぶり)、思い出しつつ書いてみます。

フランスに来た数日後、フランス全土ロックダウン

2020年の1月は、「中国で新たなウイルスが発見されたんだって。大変だねぇ、日本は近いから心配だわん」とぼんやりと思っていましたが、その後2月にはイタリアのロンバルディアに飛び火。猛烈な勢いで世界中へと拡大していきました。

個人的な話では、2月にフランスで婚姻届けを提出したので、1月は準備でベルリン、パリ、ノルマンディを行ったり来たり。婚姻届けを提出してからも、ビザの申請にフランクフルトに行ったり、パリに行ったり、ヨーロッパを飛び回っていたので、自分も感染しているのではないかと気が気ではなかったです。

またその頃はコロナウイルスに感染する恐れも然ることながら、アジア系への差別が急速に広がっていた時期でもあります。幸い自分自身は嫌な目には遭わずに済みましたが、身近な人が差別に遭ったり、不穏な空気が漂っていたのを記憶しています。

そんな中わたし自身はフランス引っ越しを一週間後に控えたところで、ビザの申請に不備が見つかり、引っ越しの日に間に合わず、パートナーが一人先にフランスに荷物を運ぶことになり、わたしはドイツに居残りすることになりました。あんな状況で、パートナーと離れ離れ・・・この頃は不安しかなかったです、はい。

予定していた日よりも一週間遅れでわたしのビザが取れ、晴れてフランスに入国できるようになったものの、3月の初旬はコロナはヨーロッパ中に拡大していき、イタリアが全土封鎖になるという衝撃。まさかEU連合内で国境が閉まるとは・・・

日に日に状況は悪化していき、3月半ば頃はフランス(もしくはドイツ)もいつ国境が閉まってもおかしくない状況でした。実際わたしがフランスに入国した数日後にフランスも全土封鎖、その後二か月のロックダウンとなったのでした。

もしいくつかあった移住プロセスのうち、どれか一つでも遅れてたいたら、パートナーとはぐれたまま、また家もないままドイツに残されていたかと思うと、背筋が寒くなる思いです。

コロナ禍で移住計画が総崩れ

フランスに来たら、すぐにフランス語学校に通い始めて、数か月後にはちょっとはフランス語を話せるようになるかなー、そう遠くない未来パートタイムジョブくらいはできるかなーとあわーく考えていましたが、3月半ばから5月の半ばまではロックダウン。そこから経済は緩く回復傾向にあれど、今まで通りに生活ができるわけもなく。

わたしのパートナーも仕事のオファーなど立ち消え、ジョブレスに。3月半ばから8月末までの約5か月、義実家の空き部屋に居候させて頂いておりました。

この世界的な危機の中、義実家に身を寄せさせてもらい、出費を最小限にとどめられたことは本当に幸運なことでした。

パートナーの両親、ありがとう・・・!

とはいえ、正直義実家はめちゃくちゃ疲れました。

そもそもフランス語が全然わからない中、フランス語でずっと話しかけられることにはかなり精神を削られました。途中からほとんど「無」になり、義両親のマシンガンフランス語に対しては完全にシャットアウトモードになってました。なので残念ながら、フランス語はあまり伸びておりません・・・

そんなこんなの数か月だったのですが、8月半ばパートナーは新しい仕事が見つかり、アパートも借り、やっと義実家を抜け出しました!5か月越しでやっと新生活・・・!!

コロナ禍で、あと1年くらいはここで膠着状態かも・・・と思っていたので、本当に嬉しいです。涙

フランス語の進捗

「パリではないフランス」は予測していた通り英語があまり通じないので(パリの方だと英語も通じるのかな?)、まだまだフランス語のできない自分のできることにかなり制限があり、パートナーに頼ることが多く、正直もどかしい気持ちでいっぱいです。

でもマルシェで買い物する際のコミュニケーションが取れるようになったり(コミュニケーション面ではスーパーよりハードル高い)、書面のフランス語であれば、全部は理解できなくても概要だけはつかめるようになりました。

とにかく一歩一歩前進していることは感じますし、言葉のわからないストレスからは少しづつ解放されていっている気がします。

あとは待ちに待った語学学校が始まるのを待つだけだったのですが、8月末に違う都市に引っ越してしまい、語学学校の移管手続きに時間がかかり、予定していた語学学校の開始時期が遅れることになりました。

この五カ月、オンライン以外で人とまったく話してないので、学校がたのしみです。

フランスでの職探し

現在はフランス語習得の方に重きを置いているので、アクティブな就職活動はしていませんが、ちょこちょこ求人案内は覗いてます。とは言え、今はコロナ禍中。経済はゆるーく回復傾向にあるとは聞きますが、フランスでも解雇される人、職を失う人が増えており、日本人向けの求人案内でも今年の1月以前の求人の数と比べるとめっきり数が減ったなぁ、という印象です。

でもほとんどの求人の募集要項に「フランス語必須」と書いてあり、フランス語ができないと職はほとんどないのだなぁ、と痛感します。将来的にどうなるかは未定ですが、ひとまず今後はフリーランスや在宅でできる仕事をしつつ、就職もできる状態にもしておきたいと思ってます。

フランス語頑張ろう・・・というところにしか落ち着きませんが。

フランスの良いところ

というわけで、コロナ禍とフランス引っ越しがかぶってしまい、ほとんど引きこもりのような生活をしていたので、まだまだフランス生活のあれこれを語れる身分にないのですが、今のところフランス生活は楽しいです。

とにかく、ご飯が美味しく、天気が良い!!

以前住んでいたベルリンはインターナショナルな都市なので、各国の料理が食べられ、かつ普通においしいと感じるレストランもありましたが、例えばフランスのノルマンディーの濃厚クリームを始めて口にした時のような感動的な味はなかなかベルリンでは味わうことはなかったなーと思います。

天気はいわずもがなw 晴れてるって素晴らしい・・・!

とは言っても、晴れの日の素晴らしさを理解できるのは、ベルリンのどんよりとした曇り空の日々を経験したことがあるからとも言えますね。

上記の他にも、「家族がフランスにいる」「パートナーがフランス語ネイティブ」というのは途方もなく大きく、ベルリンで一人で立ち続けることに疲労感を覚えていたわたしとしては、今のところフランスに移住してよかったと感じています。

はやくコロナ禍が終わって、普通の生活ができますように・・・

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