Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
12月末から日本に一時帰国していたのですが、先日ドイツに帰ってきました~。
帰国についていろいろと書きたいことはあるのですが、今回の一時帰国で一体わたしが何をしていたかと言うと・・・
「犬のお世話」w
実家で飼っている、9歳になる犬とずっと一緒に遊んでました。
と、友達に言うと、「気楽でいいよね~」と言われたんですけど、ちょっと違う。数年前から実家の犬が皮膚炎に悩まされているんですよね。去年実家に帰った時も皮膚がもはやゾウみたいになって、カサカサ・・・
今年はもっとひどくなっていたので、ずっと面倒見たり、いろいろと調べたりしてました。
飼い犬が匂う、脂っぽい。それはおそらく脂漏症
今思い返せば、小さい頃からずっとポリポリ掻いてました、うちのワンちゃん。
ちょっと湿疹が出始めた頃から動物病院で診てはもらってたんですが、アトピーってことで、なかなか簡単には治らないと診断されてました。
薬を出してもらって、一時的に良くなって、毛が元通りになったとしても、いつのまにかまた掻いてる・・・ということの繰り返しではありました。
今回10か月ぶりに犬に会ったら、もうびっくりもなんのって。
しっぽの毛が抜けて、皮膚がただれたようになっている。皮膚もフケが大量に出ていて、なんと言っても匂い。
高菜漬けした時のような(わかるかな、、、)独特の匂いで、一緒にいるのが結構苦痛なくらいの匂いがしてました・・・。
一番ひどい。クビ付近を見てみると、脂がべったり。何コレ、なんなの・・・!!??とショックで一瞬言葉を失いました。
実家の両親は病院からもらっている薬を飲ませてはいるが、どうにもこうにも効果がないとほとんど諦めモード。
あまりにもショッキングな飼い犬の姿を見た私はとにかく「犬 皮膚炎」で調べまくりました。
そこでわかったのが、「脂漏症」(別名・マラセチア)という皮膚の病気。
人間でもそうですが、乾燥が過ぎると逆に油分を分泌し、肌がオイリーになってしまうというもの。犬の場合でもそうなるんですね。
皮膚が全体的に赤く、ひどい個所だと黒ずんでしまいます。脂が結構出るので、さきほど言ったみたいに強い匂いがあるのが特徴です。
セカンドオピニオンを聞きに、別の病院へ
「病院に連れていっているけど、治らない」という状況がずっと続いていたんですが、「本当にそうなのか?」ということで、別の動物病院を探して連れていきました。
その前にいろいろと知識をネットで集めていたので、質問ができてよかったです。
うちの犬の症状を見て「疥癬」というノミが皮膚に入り込んだやつかな、とも思ったんですが、顕微鏡で調べてもらったら違ったようなので、一安心。
疥癬だと本当に痒くて、血が出るまで掻いてしまうらしいんですよね。
今回は抗生物質を処方してもらって、あとはシャンプーで治療していくことを選びました。わたしたち飼い主が本当にバカで、謝りようがないんですが、シャンプーの後はきちんと保湿をしてあげることが重要のようです。
今までちゃんとしてあげていなかったので、こんなことになっちゃって・・・後悔しかない。
シャンプーはこれを使ってます。
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シャンプーは直接毛や皮膚に着けるのではなく、しっかりと泡立てて、やさしくやさしく洗います。理想としては、泡のまま10分ほど放置します。そうすることで、皮膚にきちんと浸透していき、効果が得やすくなります。
また保湿剤はこれで様子を見ている最中です(でもわたしはドイツに帰ってきてしまったので、家族が経過を見てます)
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とろっとしたテキスチャーなので、お肌をしっかりと潤してくれます。
でも気がかりなのは、この保湿に持続力があるのかな、と。油分の入ったクリームなんかで蓋をしたほうがいいのか、また動物病院の先生と話してみます。
まずは週に2回、シャンプー治療を根気よく続けていくつもりです。
症状によって必要なお薬、シャンプー液など違うはずなので、まずは獣医師に相談してみてくださいね!