海外で働くのも楽じゃないよ…海外就職と就労ビザのこと@ベルリン 

本日は少し本から離れ、日常生活を。

ブログを始めたばかりでほとんど読んでいる人はいないと思うが、ちょこちょこ自分のことも書いていこうと思おう。

現在わたくしは30代半ば、ベルリンで会社員をやっている。いわゆる海外就職、というやつだ。ベルリンに来た時は、「どうしてもドイツで就職したい!」という熱い思いがあったわけではなく、ふら~っと旅行に来たベルリンを気に入り、そのまま定住して、7月の頭でベルリン生活もまる5年になった。

東京に住んでいたのが4年間だから、それよりも長いということに自分でも驚きを隠せない。よく海外就職やビザのことを聞かれるので、参考までに書いておく。

ドイツの就労ビザは取りやすい?

まず、上記の質問に答えるならば、答えはイエス。私は若者の特権・ワーキングホリデービザを使ってドイツに来た(正確には旅行者として来独、後ワーホリ取得)。数か月遊び惚けた後、金銭苦になり、重い腰を上げて就職活動を開始。

つかったのはこちらのサイト Indeed  と、日本人の書き込みが多い MixB

どちらも同じくらい頻繁に見てはいたが、最終的にIndeedから採用されることが多かったような気がする。最初はワーホリビザを持っていたから、即採用、即就業。

半年の使用期間が過ぎた後くらいにワーホリ→就労ビザの流れで更新。私が最初のビザを取ったのはもう5年も前だけれども、契約期間=就労ビザの期間、と見てよいと思う。

就労ビザ切り替えについて

ワーホリ→就労ビザの切り替えはたいして難しいこともなく、たいていの人がスムーズにいくと思う。私は2014年2月に就労ビザに切り替え、2017年に5月に職の制限なしのビザになった。つまり今働いている会社を辞めても、ビザの更新をすることなく、別の会社で働いてもいいし、なんならフリーランスに転身してもいい。とてもラッキーな就労ビザに切り替えてくれた。

このビザが取れるまでにかかった時間は3年。ベルリンのことだから、条件が決まっているわけではなく、審査官の匙加減なのだろうか…。こういった情報を探している人のために、参考までに。

海外就職=0からのスタート

海外就職するにあたって、スキルについてよく聞かれるが、私は特に何かスキルがあるわけでもない。正直、運がいいだけ!でも、それじゃあアドバイスにならないので、あえてアドバイスをするとしたら、やはりそれは…英語でしょう。

ベルリンは最近スタートアップ企業も増えているし、スタートアップ企業を狙うのであれば、ドイツ語ができなくても英語ができれば就職することは可能だ(スタートアップ企業の良し悪しは一旦おいておこう)

もちろん、コンテントマネージャー、マーケティング、エンジニア、そういう経験とスキルがあるに越したことはない。しかし、私のような特別何かスキルがあるわけでもない人間だって、ドイツの首都で5年間なんとか仕事には就けるものだ(笑)。

ただのOLだった、とか特別なスキルがあるわけでもなく、それでも海外就職したい人へのもう一つのアドバイス。それは、海外で就職する場合、日本で培った経験は一旦0になると思っていいと思う。日本で良い大学を出ていることも、こちらの企業では何の役にも立たない。私だって最初にやった仕事はカスタマーサービス。ほとんど腐りながらやっていたけれど、今になって考えてみれば、この経験は次のステップに繋がる踏み台になってくれたと思う。

ドイツに来て最初に見つけた仕事、もしかしたら「私はこんなことがしたくてドイツに来たわけではない!」と思うこともあるかもしれない。いや、絶対にある!笑

でも、その経験のおかげで、次の仕事が見つかりやすくなるかもしれないし、その仕事はもっといい仕事かもしれない。私の大好きな格言で“A door shuts, another door opens(ドアが閉まると、もう一つのドアが開く)” という言葉がある。

ベルリン、海外での生活は目の前のドアが閉まった!という絶望感にさいなまれるときもたくさんあるけれど、いつの間にか違うドアが開いてる、ってこともたくさんある。じゃないと、ここでは生きていけない(苦笑)。

この言葉は今日のわたしに言いたくて書いた感がある…。何が言いたいかって、働くって大変ってこと。そんな時はとにかくこれ以上悪いことが起こってほしくないから、不幸の連鎖を断ち切るために、「引き寄せの法則」関係の本を読むことにしている。引き寄せの法則って、ノートに願い事や欲しいものを書けば、その願いごとを引き寄せられるという法則ではなくて、自分の潜在意識が感じていること、願っていることを目の前に引き寄せていくという法則(と理解している)。

なので、悪いことばかりを考えていたり、不安に心を侵略されていると、それが現実化されていくと言われている。

いやだー、そんなの!と思う人はぜひ読んで自分が望む現実を引き寄せていきましょう。や、私もまだ実践中なんですけどね!

「引き寄せの法則」の火付け役的存在の“ザ・シークレット”。翻訳なので、普段本を読まない人には少し読みにくいと感じるかも。

 

かなりわかりやすく書いてあるので、普段本を読まない人にもおすすめ。筆者の奥平さん自身が、「引き寄せいの法則」を体現する人。引き寄せの法則を知ってから、マインドを変えることで、一会社員から本を出版するまでに。

ベルリンで見る2回目のワールドカップ 

どうも皆さま、素敵な週末をお過ごしでしたでしょうか?こちらは本日はアイスを食べたり、湖付近でビールを飲んだりとまったりな週末でした。

それにしても…見ました? 2018年ロシアワールドカップ、ベスト4を決める、クロアチアvsロシア。モドリッチ率いるクロアチアは今回いいとこまで行くのではないかな~と思ってたけど、ロシアがここまで来るとはまったく思ってなかった。まぁ、2010年覇者のスペインがあんな試合をしてたのでは、まぁ仕方ないって感じはしたけど(私はスペインサッカーの大ファン)。

スキル的にはクロアチアがだいぶ優勢だったと思うけれど、ホームの強さを出し切ったロシアが90分を戦い抜き、延長ではクロアチア勝利か、と誰もが思っている中、執念の一点をもぎ取り、PKまでもつれ込みました。そして、PKは皆さんがご存知の通り、ロシアが二人外し、クロアチアは最後のキッカーが決め、4強入り、となったわけです。

って、まぁこんなの、ニュースを見ればわかるからいいのだけれども、クロアチアの4強入り、私は結構感慨深く見てた。特にクロアチアが好きってわけでもないけれど、それには理由がありまして。

それは今、ちょうど「オシムの言葉」を読んでいるから。

今さら何を…と言われるかもしれないけれど、この本を読むのは二回目。8年くらい前に読んだことがあったのだけれど、ワールドカップもやっていることだし、ちょうど友達がセルビアに引っ越すという話を聞いたばかりだったので、読み返してみるか、と再読に至ったわけです。

「オシムの言葉」って何?

こんな弱小ブログの書き手が今さら説明することすらおこがましいけれど、まずオシム監督についてあえて説明をさせていただく。ジェフ市原の監督を経て、2006年日本代表監督に就任。旧ユーゴスラヴィアの最後の代表監督であり、様々な国での監督経験を買われ、今後どんなオシムジャパンを見せてくれるだろうという矢先、2007年脳卒中で倒れ、日本代表監督を退任された方である。

このオシム監督の言った一言一言が大変ウイットに富んでいて、またサッカーを語る中に人生哲学が垣間見え、まずはジェフ市原のサイトに彼の言葉を公開していったところ、急激なアクセスの増加に繋がったそう。

「オシムの言葉」から学ぶユーゴスラヴィア内戦

先ほども簡単に記述したけれど、オシム監督というのは、今は地図上をどこを探してもない「ユーゴスラヴィア」の最後の代表監督。現在はスロベニア、クロアチア、セルビア、モンテネグロ、ボスニアヘルツェゴビナ、マケドニアなどのバルカン半島の国がほんの約20年ほど前まではユーゴスラヴィアという一つの国だった。

今年35歳になる私は、90年代にユーゴスラヴィアという国名を覚えていたわけではないけれど、なんとなく覚えているニュースがある。それは、白人たちが戦争をしている場面。子供ながらに、なんとなく戦争というものは発展途上の国がやるもので、ヨーロッパの人たちが争っている場面を見て、とても驚いた記憶がある。もちろん、この当時の私の感想は今思い返してみても偏見に満ちてはいるが、子供だった私は実際にそう思ったのだ。

それが、ユーゴスラヴィア内戦である。

後々大人になって、あの戦争がユーゴスラヴィアの内戦だと知ることになるのだけれど、今のシリアの内戦と同じように、経緯や原因やらを学ぼうとしても、ほんとーーうに複雑を極める。

私は7,8年前になぜか偶然この本を手に取ったわけなのだけれど、オシムの言葉も然ることながら、作者の木村さんの臨場感溢れる記述にぐいぐいと引きこまれて、さらりと一冊を読み終えてしまった。

旧ユーゴスラビア圏の内戦勃発前夜とも呼べる90年代初頭を、サッカーというスポーツ、それからオシム監督の言葉、人生哲学を軸にし、書き上げている。ユーゴスラビアの歴史を少しでも知りたい、でも難しい歴史書は読みたくないという方に、ユーゴスラヴィア史の入り口にかなりおすすめの本になるのではないかと思う。

ユーゴスラヴィア代表に、クロアチアやスロヴェニアの選手が招集し、民族間で様々な衝突があるにもかかわらず、それでも代表戦は特別だと思ってきたユーゴ人。しかしながら、戦争の暗い影はひたひたと忍び寄り、砂がこぼれていくように人がいなくなったオシム監督のユーゴスラヴィア代表。

もちろん、一度壊れてしまった国は決してもとに戻ることなどなく、別々の道を進むことになった旧ユーゴ圏の国々ではあるけれど、こうやってワールドカップで戦っている様子を見ると、他の国以上になぜか応援したくなる私なのでした。

*写真は、France vs Argentine でごめんなさい。

ベルリンでのお部屋探し問題 

どうも、やっと週末です!こちらは今週はまったりとした日々が続いてぼちぼち仕事やってます。

そうそう、4月くらいからゆるりと家を探していたんですが、やっと見つかりました。ベルリンが住宅難だということは噂には聞いていたんですが、ここまでとは!

とはあまり思わず、意外にすんなりと決まりました 笑。よかった。5月くらいまで気が向いた時にメールを何通か送ってて、ラッキーを期待していたのですが、さすがにそれではなぁーんにも返ってこず、6月上旬に集中してメッセージを送ってみたら、ぽろぽろと何通か返事が来て、結局3件の物件を見学してきました。

短期物件、でもシェアは嫌だ!という方には

今回、私たちカップルは事情があって、半年~1年の短期物件で探しました。短期だったので、「家具付き」というのが一番の条件。自分たちの好きなものに囲まれて暮らしていきたい、という気持ちはもちろんあるけど、半年のためになかなか家具は揃えられないですよね。

そんな人たちのためにあるのが、サブレットでの短期貸し。ヨーロッパの人は半年くらい、ぽーんと旅行に行ってしまうので、その半年の間借りることができます。

まぁ、でもね、半年他人の家に住むのはちょっとな~って思う気持ちも心のどこかにあるんですよね。半年しかベルリンにいない!っていう人なら、割り切って住めるだろうけど、私たちの場合半年~1年という曖昧な期間だから、また半年後に家探しってなった時が大変。

そんな人たちのために!

今回使ったのが、ARIVORAというサイト。

このサイトにも書いてあるように、短期でお家を探している人向けのサイト。私たちは、WG Gesucht というサイトを見ていたら、たまたまこのARIVORAから物件が掲載されていたところ、発見しました。WGではなく、一人暮らしやカップル向けのお部屋を探している人にはおすすめですね。

精神の安定、毎日の幸せは、家で決まる

引っ越し自体は、今月の21日なのですが、すでに契約書を交わし、振込も終了。後は引っ越しを待つだけ。ベルリンに来て5年、その前も違うところに住んでいたので、計7年フラットシェアをしていたことになります。はじめはいろんな国の人と一緒に住めて楽しい~!と思っていたのですが、30代も半ばになり、もはや家族や彼氏以外の人と共同生活をすることが結構な負担になっていて。

去年はフリーランスをしていたので、自分が好きな時にご飯を作ったり、シャワーを浴びたりできたのでよかったのですが、会社員となると、家を出る時間、帰宅時間がほぼ固定されているため、自分がキッチンやバスルームを使いたい時に使えない、ってなかなかのストレスになっていってたんです。

ましてや、会社員なんてストレスを毎日抱える場合が多いじゃないですか。家が快適でないと、精神の安定や仕事のパフォーマンスにかなり響くと思うんです。

ちょうど、最近この本を読んでいたら同じようなことが書いてありました。

これ、風水や占い師の方が書いた本のように見えるでしょ?私はそういう本ももちろん好きなんですが、実はこれ、一級建築士の方が書かれた本なのです。、住宅のプロとして多くの悩める顧客の相談に乗り、彼らの話に真摯に耳を傾け、何が原因かということを考え、こうしたら良いんじゃないかと提案し、解決へと向かったケースを元にこの本は書かれています。

私が一番納得したのは次の一文。

 もし、なんだか人生がいい方向に動いていかないと感じる場合、今の部屋に住みはじめたときの理由に、その原因があるのかもしれません。  あなたは、なぜ今の部屋に暮らしはじめたのですか? (本文より)

今のお部屋に住み始めたのは2年前。当時住んでいたフラットの契約が切れるからというのがメインの理由ではあったけど、どうして今のフラットに住み続けているかというと、「家賃が安いから」。もちろんフラットメイトたちがいい人たちだった、ということはあるけれど、2年前の当時は経済的にすごく厳しかった頃。いつもどこかでお金の心配をしてた。

本のどこかに書いてあったけれど、住み始めた当初の気持ち(念と言っても良さそう)って、後々まで残るんですって。

本の中にも、恋愛がうまくいなかい女性がいて、よくよく話を聞いてみると、現在住んでいる家に引っ越した時、「恋愛は当分の間いいや」と思ってた、ということがわかったのですって。その気持ちがまだ家に残っていて、やはりそういう部屋作りとなって恋愛を遠ざけていたのではないか、と作者は書かれています。

「今現在、どんな気持ちでその部屋に住んでいるか? どんな気持ちで毎日生活しているか?」  ということも、人生の運を開いていくのに大きく影響しています。(本文より)

私の場合も、確かにフラットメイトはいい人だけど、自分の好きな時間に済ませたいことをできないし、家の中は自分仕様ではないし、いつもどこかに居心地が悪いとは感じてた、と認識するに至りました。この居心地の悪さが、知らぬ間に自分を蝕んでいっていたのかも…と考えると、もうそりゃあ即引っ越しを決断。

もちろん、引っ越しができない場合なども含め、どのように自分の住まいを住みやすい場所に変えていくのか、というアイディアもたくさん書いてあります。もちろん、全部真似する必要はないし、いやいやながらやっていてはそもそも意味がないのですが、これいいアイディアかも!と思ったら、実践してみていいかも。

そうやってどんどん運が上がっていけばしめたもの!

Amazonでは紙の本だけではなく、Kindle版も買えますし、Kindle版はスマホでも読めるので、気になった方はぜひ。

それではおやすみなさい。