Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
会社で働いていると、いろんなストレスがふりかかってきます。長時間勤務、ヘヴィーな案件、職場の人間関係…。
筆者はドイツで暮らし、ドイツで働いているので、日本ほど職場にストレスはないものの、それでも人間関係に頭を悩ますことはあります。
どうやったら人間関係を気にせず、働けるのかということをまとめてみましたのでどうぞ参考にしてみてください~
1.言いたいことはその場で言う
これは日本だとなかなか難しいものがあるかもしれませんね。
ドイツで長く暮らしているとは言え、正直わたしもこれ苦手です。
逆にむかしはさらっと、ずばっと言えてたんですが、「相手を尊重する」「自分の意見を押し付けない」とか考えていたら、言わなくなってしまいました。
でも、自分の中で何かもやっとした時、そしてその後そのもやっとを口に出さないことで、何か物事がうまくいくことってない気がします。
いえ、はっきり言って、ないです。自分がストレスで固まってしまう前に相手にも伝える勇気を持ちましょう。
そんな時、やはり気を付けたいのは「言い方」「伝え方」。遠回しに言えばいい、というわけではなく、最低限相手を思いやりながら言うってことは大事ですよね。
簡単な例を挙げると、わたしドイツのカスタマーサービスの人が使う「I don’t understand you (あなたの言ってること、わからないわ)」ってのが本当に嫌いです。
そもそもドイツ人はちょっと威圧的に話すので、そもそも失礼に聞こえがちなんですが、
これ、同じことを言うのであっても、前に「excuse me but …」とか 「I’m sorry 」とかせめてつけてくれるだけで、わたしの受け取り方もどれほど違うことかとよく思います。
言いたいことは、なるべく丁寧に言いましょう。
2.話し合う
これはなかなか難しいかもしれませんが、場合によってはうまくいくこともあると思うんですよね。
個人的な例を挙げてみます。
わたし、職場にすごく苦手だと思う人がいたんです。当時わたしも仕事が多忙を極めていて、とにかくストレスフルだった時期がありました。
でそこに苦手な人がいろいろ言ってきて、たぶんその人は忙しいわたしをその人なりに助けようとしてくれたみたいなんですが、当時のわたしにとって、とにかく気に障る言い方をするんですよね。
で、わたしもいちいちイライラしてて、でもなかなかそれを相手に伝えることができず、モヤモヤモヤモヤしているうちに、事態は最終局面を迎え、ほぼ冷戦状態、一触即発、臨戦状態に。
同僚と冷戦状態になると、かなり仕事に支障を来すレベルです。
上司に相談したところ、「これは今すぐに話し合った方がいい」と判断され、上司を含め、3人で話し合うことに。
わたしも言いたいことはある程度言えて、その後はひとまず平穏に。
今でもたまにむっとすることはありますが、冷戦状態にはなっていないので、話し合いがいい方向に向かった例ですね。
これは自分が当事者ではなくても、別の同僚たちにいざこざがあった時でも「話し合い」を持たせてあげることもできるので覚えておきたいことですね。
3.他人は変えられないので、自分が変わる
正直、自分の人生においていやな人と関わらないといけない時って、自分が変わるしかないんですよね。
これ、自分を誰かに合わせなさい、と言ってるわけではないんです。その必要はまったくないと思ってます。
でもね、結局いくら自分がああしてほしいこうしてほしいと思っても、他人って変わってはくれないんですよね。それは恋人であっても同じじゃないですか。
そうなると変えられるのは自分の考え方だけなんですよね。
例えば、前述したわたしの同僚。
今でも苦手意識はありますが、「寝ても覚めてもいやだ!」とは思わなくなりました。これも相手が変わってくれたからではありません。
自分の意識を変えました。
わたしはわたしの仕事のやり方に同僚が口出ししてくることがいやで、口出しされる度に「自分の仕事のやり方を否定されている」という気持ちになってました。
自分がやめるか、その人がやめるか、部署が変わるとか、そうしない限り、その人とはずっとかかわっていくわけです。
かかわっていかざるを得ないのであれば、考え方を変えるしかないのです。
「自分の仕事のやり方を否定されている」と思っていたことを、「彼・彼女は自分にもっと効率のよいやり方を教えようとしてくれている」に置き換えてみる。
もしくはなるべくその人のいいところを探してみる。
嫌いな人のいいところ探しはなかなか難しいのですが、ちょっと違う角度から物事を考えてみると、自分の気持ちって意外とすぐ穏やかになったりするものです。
思考の切り替えは奥平さんの本を読んでみるとわかりやすく実践できます。
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4.「仕事の付き合い」と割り切る
これも考え方を変えるカテゴリーですが、
仕事でいくらクラッシュしても、それは自分とその人の仕事のやり方が違うだけで、その人の人間性とは関係ないし、ましてや自分の人間性も関係ありません。
仕事のやり方が違うだけで、自分の人格まで否定されたらつらいし、対立した人の人格まで否定しまうと、仕事をしてないプライベートの時間までその人のことを考えてイライラしてします。
これって本当に損。
とにかく「これは仕事の付き合い」と割り切って、とにかく自分のプライベートの時間にいやな人のことを考えない、自分の空間に侵入させない!ということは本当に大事だと思います。
5.いやな人とは極力かかわらない
「極力かかわらない」ことほど仕事上難しいことはないと思うのですが、でもやっぱりかかわらないことは大事だと思う今日この頃です。
わたしも一緒に仕事をやる同僚なんだから、いい関係を築きたいと思ってきましたが、かかわらないという選択肢を取ることで自分のエネルギーはどれだけでもセーブされます。
Let’s 省エネ。
ほんと、嫌いな人につかうエネルギーなんてないですからね。
5.その人が辞めるのを待つ、自分がさっさと転職する
これは最終手段ですね。
皆さん簡単には仕事をやめられないので、嫌いな人にエネルギー使ってるんですよね、わかります。
ドイツの場合だとだいたい3~5年で転職しますし、転職ではなくても同じ会社でも自分で志願して昇進する形なので、日本よりは職場の環境って変えやすいと思います。
人間関係がいやで転職ではなくても、キャリアアップのための転職は一般的なので、いやな職場なんて誰もしがみつきません。
得るもの得たらさっさと転職です。
日本でも転職に対する概念がもっと変わると、転職もしやすく、人間関係のごたごたからも解き放たれるのかもしれません。
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まとめ
いろいろと書いてみましたが、組織で働く限りはいやな人と働くということはつきものなのかもしれません。
最近ではフリーランスが身近な働き方になってきたので、気になる人は副業から初めてみてもいいかもしれませんね。
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