Last Updated on 2022年6月17日 by Jo
前回 【海外移住】ベルリンに来て変わったこと12選 という文章を書いていて、ベルリンに来たことだけではなく、年齢的なものも結構あるな~と思い、今回ブログに書くことにしました。
今の自分(30代半ば)は20代前半の時の自分とは別人にように違うし、また20代後半とも違うな~とも感じます(それを言えば、30代前半とももちろん違いますが)
では10選。
1.定住欲が強くなった
20代の頃、「いろんな国に住んでみたい!」「定住はしたくない」とわたくしよく言ってました。で、言っているだけではなく、本当にいろんなところに住みました。
日本以外の国では、スペイン、オーストラリア、シンガポール、そしてドイツ。
「いろんな国に住む」というのは本当に夢だったので、実際に行動したことを後悔してはいませんが、実際にやってみると、
正直、疲れます。
ドイツに来た2013年くらいで、「さすらう旅人まがいのことはやめよう・・・」と思って、そのままベルリンにいます。
疲れた理由は、
- 新しい人間関係を構築するのが面倒
- 仕事探しに疲れた
とかはあるんですが、一番の理由というのが、
- わたしはミニマリストではなかった
ということですかね。
ドイツにはスーツケース一個(+バックパック)で来たんですが、この少数精鋭の荷物だけで生活することがわたしには結構なストレスだったんです。
大幅に無駄なものは持たなくていいけど、ちょっと無駄なもの、言いかえれば、プラスαなものがあると、わたしは心が本当に落ち着くタイプなのです。
自分の好きなもの、選んだものに囲まれて暮らしていないと、心の安らぎが得られないと気が付いてからは、ずっとベルリンで落ち着いています。
2.旅行のやり方が変わった
わたし、むかしはインドをバックパック背負って横断するような女だったんですけど、今はそういう旅行は本当に無理。
ゲストハウスやドミトリーなどの宿泊施設が滞在費が安くていいと最後に思ったのは一体いつの話でしょう。
私は29歳の時に行ったパリを最後にドミトリー系の宿には宿泊してません。
衛生上でももう無理だし、他人とバスルームを一緒にするのも嫌だし、ゆっくりスキンケアするスペースがない宿はもう無理。
今は旅行の際はホテル選びを一番時間をかけてます。むしろホテルメインで旅行に行くケースもあり。
大人になったもんだとしみじみします。
ひまな時にBooking.comのサイトで高級ホテルを見てうっとり。「いつかここに泊まろう!」というのは、働くモチベーションになってる気がします。
3.食に俄然興味が沸いた
これも30代になって自分がすごく変わったことの一つですね。
わたし20代の頃って全然食に興味がなかったんです。食べれればいい、みたいな感じで。料理もあんまりやりたくなかったのが正直なところです。
料理に時間を使うなら、本読みたい、英語勉強したい!とかって思ってました。
今は料理大好きだし、おいしいレストラン探しも大好きです。
なぜこんなに変わったかというと、やはり
- 健康に気を使うようになった
- 一瞬一瞬を大事にしたい気持ちが膨らんだ
という感じでしょうか。健康については次で述べるのでここでは割愛しますが、
おいしいものを食べると本当に幸せだし、一緒にご飯を食べている人との時間を大切にしたい、それからそもそも食材にも、つくってくれた人にも感謝するようになったことが大きいですかね。
4.健康に気を使うようになった
30代ともなると女友達との会話に恋愛話が減り、その変わり健康の話が劇的に増えます。シミ・シワの美容の話も増えることは増えますが、美容は結構人による気がします。
でも健康の話は本当に増えます。食事も気を付けるようになるし、お酒の量も減る。夜更かしもだいぶ減りましたね~(ドイツは冬寒いので夜遊びとかもう無理レベル)
何を食べるかですぐお肌にも響くし、今後の健康を左右するかもしれないので、とっても気をつけるようになりました。
去年わたしと女友達がこんこんとずっと話していたトピックは、血流を増やすことと、スクワットについてw
ちなみにこの本、かなり感銘を受けたのでオススメです。
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まぁ健康に気を使う自分、若いころの自分が見たらショック受けそう。
5.最先端のファッションよりみだしなみ
そもそもベルリンに来て、オシャレからはだいぶ遠ざかっているわたくしではありますが、まぁ年齢も関係していますかね。
わたしだけではないと思うのですが、20代の頃は最先端の服装に身を包みたい願望があった人も多いはず。
でもこれもね、ちょっとずつ薄らいで行ってる気がします(いや、でもドイツにいるからかもw)。エッジィなファッションを纏うよりは、みだしなみをきちんとしたい、という方も多いのではないでしょうか。
たまにはグランジファッションもまだまだやりたいけど、きちんと感を出したい場面が増えた気がします。
6.お金は大事だと気が付く
個人的には20代の頃、あまりお金に興味がありませんでした。と、いうよりは「お金=汚いもの」と見ていたような気がします。
20代の頃は貧乏も楽しめるんですが、30歳になってからの貧乏は身に沁みます。たぶん20代の頃お金に無頓着だった方は今同じように感じているのではないでしょうか。
わたしは20代に頃食に興味なかったこともあり、節約するために一番やっすいパンを買ってましたけど、もうそんなパンは正直食べれませんし、一番安いものを選んで買うような、そういう生活をしてると、本当に心が荒みます。
今後はもっと真剣にお金のことを考えていこうと思います。
7.「いい男定義」が変わる
女友達ともよく話すことなんですが、男性の好みも20代の頃と変わります。
好みというか「いい男だなぁ~」と思う男性のタイプが変わるんですよね。
10代とか20代の前半くらいって、顔がかっこよくて、おしゃれな人、女性にやさしい etc の男性がいい男の条件だった気がします(もちろん人によるでしょうけど)。
でも30代ともなると、顔とかオシャレさとかはだいぶ優先順位が下がります。
付き合う人や結婚相手の条件となるとまた変わってくると思いますが、そういうことを抜きで「いい男の条件」を聞かれると、わたしは断然「仕事ができるかできないか」と答えます。
有能な男性って顔つきとか姿勢、態度、話し方に出ます。自分に自信を持っている男性って本当に素敵。
【30代女性視点】年を重ねるごとに好きな男性のタイプって変わるよね、という話
8.いい女定義も変わる
男性だけではなく、いい女定義も変わります。
20代の頃はバリバリシングル市場の競争社会にいたので、おそらく嫉妬とかも関係して、自分以外の女性を一歩下がってみることってないかもしれませんが、
シングル市場の競争社会からちょっと離脱してみると、「この人はモテるなぁ」とか「うわぁ、本当にいい女だなぁ」とか素で思います。
個人的には20代の頃は男性を振り回すような悪女系の女性を「いい女」と思ってきた節があるのですが、今はもっと包容力のある女性とか、やっぱり仕事ができる女性とかを「いい女だなぁ!」と思うし、憧れますかね。
あとはやっぱり、男性でも女性でも人に対して思いやりのある人は人からも大切にされていて、憧れます。
9.他人に思いやりが持てる
ちょっと8に関係しますが、30歳をすぎてちょっと精神的に余裕が出てきたのか、人に対してもっと寛容になれるし、思いやりを持って接することができるようになったと思います。
自分のことで考えてみると、変なプライドがなくなったことと、20代の時の反省がからんでいる気がします。
変なプライドを持ってると、劣等感が生まれて他人をひがみがちになって他人に思いやりのある態度ってなかなか取れません。そもそも、自分で精いっぱいなんですよね、若い頃って。
そういう風に自分のために生きた20代を送った結果、他人を傷つけることも多く、その反省が30代で他人への思いやりになったりするわけですね。
自分に無理のない範囲で他人に対して思いやりが持てるって、バランスの身についてきたオーバー30のよいところだと思います。
10.世の中に還元したいと思う
これは最近自分が強く感じていることでもあります。
わたしも今までたくさんの人に助けてもらったのですが、ちゃんと考えてみると、まだわたしはあまり誰かを助けたり、役にたったことはないかもしれない、と気が付きました。
そろそろ「もらう」だけではなく、「与える」(与えるってなんか上から目線ですけど)段階なのだろうと感じています。
わたしも何年も外国に住んでいるので、わたしの知識でよかったらどうぞ持っていってください、という感じでこのブログもやっております。
まとめ
キリがいいので10個でやめますが、やはり30代も半ばになるといろんな経験を通じて、自分というものがわかってくる、そしてある程度世の中の仕組みがわかってくる、ということも30代になって変わったことですかね。
今後40歳になる頃にはどういう風に変わっていくのかすごく楽しみです。
って、もうあと5年しかない! あっという間だわ・・・