Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
実はドイツに来てからことあるごとに片頭痛に悩まされていました。
ドイツの冬は寒いし、ベルリンは曇り空が多い上に、天気がころころ変わる。
低血圧の日は頭痛がひどくなっている気がするのだけど、皆さんにはそういう時ありませんか?
意外な頭痛の原因
数年前まではあまり頭痛持ちではなかったんですけど、最近になってとにかく頭が痛い。
結構がんがんと鈍器で殴られるような痛みが頻繁に起こってました。
薬はよく効く体質だけど、ペインキラーを飲んでもなかなか痛みが消えない。まさか、くも膜下出血!?とか戦々恐々としてました。
私の場合、結論から言うと頭痛の原因は“顎”でした。
顎?
と思う人もいるかもしれませんが、そう、顎です。
何かに一生懸命になる時、歯を食いしばることってありませんか?ぎゅうっと。
私はどうやらよく歯を食いしばっているようで、それが顎から頬の筋肉を硬直させる原因となり、こめかみ付近での頭痛になっているようでした。
細かい説明は専門家ではないので正確ではないかもしれませんが、とにかく原因は顎。
そういわれてみればよく歯を食いしばっている気もしなくもない。
食いしばりの原因は?
そして食いしばりの原因は、ずばりストレス。
そう、今年は仕事が本当に忙しくてドイツに住んでいるのに遅くまで仕事をやったり、一人で抱え込んだりすることが多かったんですね。
ドイツに住んでても、なかなか日本人は日本人の働き方を変えられないですね、ほんと。反省。
で、夏ぐらい、完全にストレスアウトしてました。もう大丈夫になったんですが、ストレスってこわいですね。
ストレスで夜中に歯ぎしりをしたり、歯を食いしばったりすることで顎に大きな負担がかかり、それが上部まで伝わって頭痛の原因となってたんですね。
そりゃペインキラー飲んでもなかなか治らないはずだよ・・・
頭痛を無くすには?歯科矯正しなくても大丈夫!
まだ私も治療中なのですが、私はとにかく歯医者に行きました。
ドイツで自分に合う歯医者を選ぶのもまた一苦労なんですが、とにかく歯医者へ。
頭痛が食いしばりから来るものだということは、自分の顎の痛みでわかってはいたんですが、最初に歯医者に行った時は「歯科矯正もやむなし」と思ってました。
いろんな歯医者系のブログやサイトを参考にさせてもらったんですが、顎や歯からくる頭痛って、かみ合わせ矯正をすることが多いらしいんです。
矯正ってすごく高いと知ってるんですが、とにかく頭痛からの解放には代えられないから仕方ないのか・・・とほほ
日本の歯医者では実際にそういわれたことがあるし。
そしたらね、ドイツのお医者様、意外なことを提案してくれたんです。
1.まずはマウスピースをしっかりとつけて眠ること
2.Physiotherapy に通うこと
physiotherapy って日本語で言ったら理学療法。マッサージのことですね。
マウスピースは全額保険でカバーしてくれたし、Physiotherapyの6回分のマッサージもなんとほとんど保険でカバーしてくれました!
6回で200EURがのところを30EURくらいでやってくれました。
口の中に手を入れて、頬の筋肉をマッサージしていくもの。これね、もうほんっと痛いです。
何度、ひぃいいっ
となったことが。ベッドに寝てやってもらうんですけど、手足をばたばたさせるレベルで痛いです。
大人だからやらなかっただけですけど、それくらい痛かったです。
でもね、その後びっくりするくらい頭痛がなくなったんです!誇張とかじゃなく、ほんとに。
まだたまに無意識に歯を食いしばっている時は顎と頬の緊張が頭痛に繋がる時もありますが、そんな時はとにかく顎と頬を自分でマッサージ。
それだけでも痛みってだいぶ減ることがわかりました。
個人的にはストレスも最近なくなったことも頭痛がなくなった要因かな、とも思いますが。
頭痛がなかなか消えないという方は自分が歯ぎしりをしていないか、食いしばりをしていないか確認してみてください。
顎に少しでも違和感を感じるというのであれば、頭痛の原因はそれかもしれませんよ。
ストレスフリーな生活を送りたい
ストレスって怖いですね。精神的な苦痛だけじゃなくて、実際に体も徐々に蝕んでいくんですから本当に怖いです。
日本と比べて緩やかなドイツ生活ではありますが、郷に入れば郷に従っているうちに、知らぬ間にストレスってたまっていくものなんですよね。
日本にいた時のストレスとは別のストレスがドイツではかかってくる。
その土地や人に慣れようとして発生したストレスだったり、自分の言いたいことがわかってもらえないストレスだったり。
個人的に今はもうストレスのない生活に戻ったんですが(パートタイマーになった)、頭痛として現れたり、痒みとして現れることもよくあります。
私のようにパートタイマーになったり、職場を変えたり、働き方や環境を変えることで無くなるストレスもありますが、
いつもそれができるわけではない。
私もストレスアウトすることがよくあるので、今後はどうやってストレスフリーの生活を送っていくか考えていきたいと思います。