Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
みなさま、どんな週末を過ごしましたか?
フランスは土曜からロックダウンが少し緩和されました。今までは1キロ、1時間以内しか許可されていなかった外出が、20キロ、3時間以内に変更になりました。
もちろんコロナ以前の”自由な”生活には程遠いですが、外出制限が緩和されたことに少しだけ安堵しています。ぎゅうぎゅうに締め付けられたコルセットをやっと緩めることができたような、そんな感じです。
さて、わたしはこの週末から本日にかけて、ずっと料理してました!
日曜は午後から餃子作りに没頭。在外日本人にありがちな話ですが、日本食が手に入りづらいのでほとんど手作りになってしまうという。
我が家も例に漏れず、で、餃子は皮から作ってます。皮を伸ばす時は力作業なので、本日は筋肉痛に😂
最近は餃子の中身にニラの代わりにタイムを入れることがマイブームになっています。結構パンチが効いて良い感じになり、ニンニクのすりおろしともマッチするので、なかなかのお気に入りです。
本日は昨日から煮込んでいた牛のすじ肉でカレ-を作り、牛すじを煮込んだ後のス-プはベトナムのフォ-チックにしていただきました。その他小豆を煮て餡子(あんこ)やどら焼きを作ったり、バターナッツでポタージュを作ったり。いろいろ作って満足です☺️
フランスに来てから、以前の生活と変わったことがあります(コロナで生活スタイルはだいぶ変わりましたが)。
以前は買い物をする際ス-パ-マ-ケットを使っていたのですが、フランスに来てから専門店に行くようになりました。野菜は八百屋に、肉は肉屋に、パンはパン屋に、と言う風に。専門店が近所にあるから行きやすい、ということが大きいですが、専門店で買う食材ってめちゃくちゃ美味しい。
肉屋や八百屋さんのスタッフの方は結構は頻度で「なんの料理に使うの?」と聞いてくれます。
わたしが最近通う八百屋さんはスタッフの方が野菜を選んでくれて、例えば「ポテトを5個ください」というと、「何の料理に使うの?」と必ず聞いてくれて、「グラタンならこのポテト、フライならこれ」みたいな感じで種類の違うポテトを選んでくれます。
一度アボカドを買った時は「いつ食べる?」と聞かれ、丁度良い頃合いのものを選んでくれました。
そのアボカドのなんとも濃厚なまろやかさで美味しかったこと!
元々アボカドが大好きで頻繁に買っていましたが、「アボカドってこんなに美味しかったんだ・・!」と感動するくらい。「畑のバター」とはよく言ったもんだ、と唸りました。もうこの八百屋さんにしか行きたくないくらいLOVEです(お店によっては、自分で選ぶタイプのお店もあります)。アイキャッチの柿も八百屋さんが選んでくれ、とても甘く、絶品でした。
フランスはこういうお店が身近にあって、そういうところが「美食の国・フランス」なのだろうと改めて感じます。
日本にいた時から一人暮らしをしていましたが、ずっと買い物はス-パ-で済ませていました。八百屋さんや肉屋さん、魚屋さんなんて行ったことがなかった。
ス-パ-はもちろんとても便利で、忙しい時にはとてもありがたい存在であることに変わりはありません。けれどもプロが選ぶ物と私が選ぶ物の雲泥の差を思うと、今までとてももったいないことをしていたんだな、と感じています。
身近に肉屋、八百屋、八百屋がある方はぜひぜひ行ってほしい。説得したいくらいです。
日本もフランスも個人経営の専門店が年々減っているとも聞きます。
なるべく私のお金は専門店で使うからね!と決心した2020年。明日から12月です。