Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
皆さま、こんにちは!
クリスマスも終わってしまいましたね~。早いものでもう年の瀬!今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか。
個人的なことで恐縮ですが、備忘録のために、今年を振り返ってみたいと思います。
コロナ禍。パンデミック
今年はなんと言っても、「コロナ禍」なしには語れませんよね。
1月頃は「中国で未知のウイルス発見か」くらいのニュースだったと思いますが、近年のグローバル化を背景として「未知のウイルス」はあっという間に世界中へ広がっていきました。
ヨーロッパでも最初はイタリアのロンバルディアが危機的な状況になり、あれよあれよという間にイタリア全土封鎖。
「イタリア、全土封鎖」その言葉の衝撃たるや。
イタリアの封鎖からほどなくして、その他のヨーロッパの国々も全土封鎖に踏み切ることになりました。
イギリスのBrexitはありましたが、自分が生きている間にヨーロッパ内で国境が閉まることがあろうとは思いもしませんでした。これはやはりなかなかの衝撃でありました。
また、パンデミックの始まりの頃はヨーロッパではアジア人に対する差別も目立ちました。
わたし自身はひどい目には遭わなかったけれど、自分の近い人が差別的な言葉を投げられたりして、悲しい気持ちになるとともに、自分自身も街を歩く時もかなり警戒するようになりました。
政治についてももうほんとーーーーにいろいろと思うことがあり(日本だけではなく、フランス、ドイツ、そしてアメリカの政治についても)、一時期は毎日毎日怒っているくらいでした(自分が不遇な目に遭っているので怒っているというよりは、コロナ禍で一番煽りを受けている層への救済措置等を巡っての怒り)。
わたしは一時期政治に興味がない時期があったので自戒となりますが、「無関心が一番政治を腐らせる」ということを肌で感じる年となりました。
結婚した
コロナで世界中が大騒ぎになる前に、結婚しました!
特別に結婚にはこだわっていなかったし、恋人とは以前から一緒に住んでいて、自分たちの中ではすでに「家族」のくくりだったので結婚はしなくてもよかったのですが、フランスに引っ越す予定があり、ビザのこともあるので、籍を入れました。
日本から戸籍謄本を取り寄せたり、それをフランス語に翻訳してもらったり、フランスの市役所に予約しにいかないといけなかったりで(オンライン不可)、何度も「あぁメンドクサイ・・・!!!」と思いましたが、結果的には籍を入れてよかったなと思ってます。
コロナ禍が始まり、家族の大切さを痛感するとともに、法的な家族のつながりってとても強いのだな、とも悟りました。
法的な家族ではない場合、例えばパンデミック発生時武漢にいたとして、各国が用意したチャーター機に一緒に乗れない、なんてこともあったわけで・・・
パ-トナ-と国籍が違うだけに、色々と考えさせられました。
ちなみに日本では選択制夫婦別姓法案を通すかどうかが問題になってますが、わたしは別姓を選択しました。
外国人と結婚する場合は日本人であっても夫婦別姓を選べます(もちろん同姓にしても良い)
もうすぐ結婚一周年を迎えますが、毎日毎日楽しく、幸せに暮らしてます♡
フランスに引っ越した
2013年からドイツのベルリンに住んでいましたが、今年3月にフランスに引っ越してきました。
フランスへの移住はここ数年ずっと考えていたことで、延期に延期を重ねたけれど、フランスがロックダウンを決行する前になんとか滑り込みで引っ越しました。
フランスのビザ取得もロックダウンの数日前で、ビザ取得に関わるプロセスが一つでも遅れていたら、家がないまま、ドイツに居残りロックダウンとなっていたので、滑り込み引っ越しができて本当によかったです!
とはいえ、フランスへの引っ越し後、すぐにロックダウン。
まさかの義実家でロックダウンを迎えることになったのは、なかなかつらかったです。
パートナーの両親はとても善良な人たちですが、わたしはフランス語もほとんどわからず、自分の趣味でもないインテリアの中でロックダウンは精神的にかなりきついものがありました・・・涙
パートナーも一時期失職しており、「今後どうしよう(白目)」という感じでフランス引っ越し後最初の数か月を過ごしました。パ-トナ-に運よく仕事が見つかり、晴れてフランス内で別の都市に引っ越すことができた今ではすっかり良き過去のこと!
こんな大変な時期に仕事を見つけてきたわたしのパートナー、本当にグッジョブ!!
趣味に没頭
コロナ禍で外に出れず、家にいることが多かったので、ここぞとばかりに趣味に没頭しました。
ほんの数年前までは「旅行こそ我が人生」といわんばかりに時間があれば旅行に出かけていましたが、コロナ禍以前でも最近は家で過ごす時間に重きを置くようになってました。
そんなタイミングでのロックダウンおよび自粛生活だったので、自宅でできる趣味を思う存分楽しみました。
まずは料理。フランスは食材が豊富なので、自分が今まで使ったことない食材を見つけては、新しい料理も果敢に挑戦しました。
レシピ本を見ることも多かったので、ちょっとはフランス語の勉強にもなりました(だと信じたい)。
お菓子もたくさん焼きました! オ-ブン、フル活用!
お菓子は分量をきちんと計らないといけないので、面倒くさくて苦手分野でしたが、手作りお菓子の美味しさに目覚め、ほぼ毎週末作ってました。
おかけげで体重が・・・!
時映画やドラマをたくさん見れたのもよかったです。
特に数か月前に韓国ドラマの「愛の不時着」を鑑賞して以来、すっかり韓国ドラマの虜になってしまい、毎日ずっと韓国ドラマ(か、韓国映画)を見ています。
俳優さん、脚本ともどもも素晴らしいし、韓国ドラマはキャラクターづくりが本当に上手だと感じます。社会問題もふんだんに入っていて、韓国社会が今どこに向かってるのかもうっすらと見えてきて、勉強にもなります。
この韓国ドラマ熱がフランス映画かドラマに向けば、フランス語ももっと伸びただろうに・・・
と思うと残念でなりませんが(フランス映画は好きです)熱は作り出せるものではないので、しかたないですね。
編み物にも着手できたことも嬉しかったです。韓国ドラマを見ながらひたすらあみあみしてました。
自分のマフラーが編み終わったので、今度はパートナーのマフラーに取り掛かる予定です。編み物に関しては、まだまだわからないことばかりなので、コロナ禍が終わればカルチャーセンターにでも通いたいです。
ゆくゆくは刺し子や刺繍、ソーイングにも挑戦出来たらな~というのが来年の目標です。
うっすらと今後の方向性が見えてきた
ベルリンで働いていた会社を最後に会社では働いておらず、ここ2年弱は失業保険やフリーランスで細々と過ごしておりました(失業保険が切れた後にフリーランスという意味)。
正直今年は自分が何をやりたいのか、どうやって収入を得たいのか、どういう風に今後生きていきたいのか、まったくわからず。
お金を払って学びの機会も作ってはみたのですが、まじで身にならず。
一生懸命がんばりたくもないし、自分の向かうべき道もわからず、はて、どうしたもんか。今年はそんな感じの一年でした(こちらのブログに書きました → 頑張りたくない2020だった)
コロナ禍があったので、それも精神に影響を与えていたことも否めませんが、去年あたりから「もうあまり頑張りたくないなぁ」とうっすらと感じており、正直ここ10年の海外生活でちょっと疲れていたのかな、と思ってます。
が、そうは言っても生活はしないといけないので、今後の収入を確保するためにも求人案内を見てはCVを送ったり、面接をしてもらったりはしてました(【フランス生活】就職活動始めました!)。
その過程で、「あ、わたしは今後はこういうことならやれるかも、こういうことがしたいかも」ということがやっとやっと見えてきました。
今まで10年以上働いて来たのに、「専門性がない」ということが悩みであり、自分の限界だと感じていて、収入を上げるためにも、単に今後フランスで生き延びていくためにも、この専門性のなさは致命的だと思ってました。
だからこそ、この2年いろいろと試行錯誤していたのですが、イマイチこれといったものがなく・・・
でも今までドイツで自分がやってきたことからそこまで離れておらず、もちろんもっと勉強が必要な分野ではあるけれど、がんばってみようかな、と思う分野を見つけ、最近その分野の勉強を始めました。
さて、どうなることでしょう。
専門分野にフランス語、来年は勉強することがたくさんですが、自分のペースで(超スロー)で習得していけたらいいな、思います。
2020の目標だったことは?
最後になりますが、年初で設定した今年の目標はどんなものがあったのかな、と振り返り。 Happy 2020!
1.フランス語習得
2.収入を上げる
3.ブログをもっと更新する
4.編み物やソーイングに挑戦したい!
フランス語習得は亀のスピードで進行中。でも着実に前進中。
収入は上がってないけど、来年上がる(予定)。
ブログは・・・・あまり更新してない。編み物には着手。
今年はこの投稿で最後になるかと思います。皆さんよいお年を!