Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
前回は海外就職のTipsについて書きました。今回は、その後のベルリン外人局でビザの取得について書きたいと思います。
ベルリン外人局のあれこれ
ドイツで長期滞在するには、ワーキングホリデービザ(30歳以下)、フリーランスビザ、アーティストビザ、就労ビザ等のビザの種類があります。
2016年6月から今まではフリーランスビザで働いていたので、フリーランスのビザについては、参考までにこちらまで(去年の情報であしからず、詳しくはベルリン市の公式ページで確認お願いします。)
私が今回取得するのは、就労ビザ。就職先が決まり、コントラクトを交わし、そのコントラクトを携えて外人局へと赴きます。
通常、外人局は予約をしてから行くのですが、予約は「予約したい日の2、3ヶ月前から予約可」。とは言っても、1ヶ月前や1週間前に予約しようと思っても、ほとんど予約不可の状態であり、今回の私のように時間がない場合は、アポなしで、早朝に外人局に列を成します。
これは、ベルリンにいる日本人なら誰でも知っていることですよね。
なので、「数年前とここが違うなー」とというところを記しておきますので、早朝から並ぶ方にとってちょっとでも有益な情報になればと思います。
変更点:番号札が発行されなかった
通常、日本人はB棟の2階(日本の3階)で申請を行います。開館時間の1時間ほど前になると(もしくはもっと早く)、建物の前に列を成します。今までは開館と同時に2階へ駆け上がり、栄光の番号札を奪取するのが鉄則でした。
しかーし。なんと番号札発券機が壊れているではありませんか。でも長いこと放置されているような気もするので、番号制が廃止になったのかもしれません…。すみません、わかりません。
なので、予約なしで行く方!焦らずに!(でもまた番号制が復活しているかもしれないので、周りの様子を敏感に読んで!)
発券機のところに部屋番号が書いてあるので、その部屋の前でもう一度列を成し、自分の順番が来るまで待ちます。
わずか30分ほど、私の順番になりました。
書類を渡して、5分で終了
会社の人事部の人がとても協力的だったことと、私も何度もビザの更新をしているので、ビザ慣れしてきたこともあり、ばっちり書類を揃えて行きました。
【持参した書類】
私が持参したのは以下の書類。
・有効なパスポート
・証明写真
・契約書(原本およびコピー)
・Antrag auf Erlaubnis einer Beschäftigung (雇用許可申請書)
・Stellenbeschreibung (ジョブディスクリプション/職務記述書) *会社側が記入
・Antrag auf Erteilung eines Aufenthaltstitels (居住許可申請)
・職務内容 (会社が好意で発行してくれた)
・住民登録
・WGのコントラクト
・健康保険の証明
・履歴書(英文)
・大学の卒業証明書(英文)
以下詳しくはこちらをご覧ください(ビザの種類によって、見る項目が違うので、今回は「会社勤めのための就労ビザ」と念頭に置いておいてください)
が、外人局のおば様、さらっと書類に目を通しただけで、コントラクトとAntrag auf Erlaubnis einer Beschäftigung(雇用許可申請書)とStellenbeschreibung(ジョブディスクリプション/職務記述書)だけを回収して、「後はメールでか、郵便かでお知らせします~」とぶっきらぼうに言っただけで、終了。
え?
フリーランサーの時のビザは精査され、いろいろとつっこまれたので、完全に拍子抜け。でももう帰れって言ってるんだから仕方ない。
まぁ、フリーランスのビザに比べたら、会社勤めのビザは下りやすいから、こんなものなのか…。全部ドイツ語だったから、やっぱりわからなかった…。ドイツ語勉強しなきゃ、という結論しか出なかった…。
つまり「審査に入るから、ちょっとの間待っててね」ってことですね。
6時15分ほどから並び、7時に建物内に入り、7時45分には帰路につきました。
また、アップデートします。
ベルリンで就職する方は少ないと思いますが何かの参考になれば、と。
さ、私は就職して収入を確保するから、その分時間がある時は自分のプロジェクトやらないと!
夢を追う皆さま、がんばりましょう~。