Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
ただの自分への備忘録の記事です。
少し前のことになりますが、11月にハンガリーのブダペストに行ってきました(アイキャッチの写真はドナウ川の風景)。
ハンガリーはまだ私が大学生の頃2005年に行ったことがあるので、今回が二回目。約15年も前のことなので、さぞや変化しているだろうなーと思っていたのですが、そこはヨーロッパ。あまり概観に変化はなかったような気がします。
そこから行くと、日本や中国などのアジアの街ってバンバン変化していきますよね。それが面白くもあるし、それとは反対にヨーロッパの変わらなさも安心します。
食事がめちゃおいしいハンガリー
今回改めて思ったのですが、ハンガリーって料理がとってもおいしい!知らなかったのですが、ハンガリー料理は世界3大料理にカウントされることもあるらしいです(諸説ある。フランス料理、中華料理、トルコ料理を世界三大料理と呼ぶこともあればハンガリーが入ることも??)
ハンガリー料理として名高いグラーシュ。パプリカが効いていて、とっても美味しかったです。
こういう感じのおしゃれーなレストランもたくさんあり、写真のレストランはここ最近食べた中で一番美味しかったといっても過言ではないほど、感動の美味しさでした。
ベルリンにもおしゃれな雰囲気のレストランはたくさんあるけど、食材の新しい可能性を追求しましたwみたいな味が多くて、美味しいといえばおいしいけど、また行くかと問われれば行かないと返答してしまうお店が多い気がします(印象としては、北ヨーロッパにそういうレストランが多いような?)
でもハンガリー料理は名高い歴史がある分、その基礎となるものをしっかりと残したまま、進化を遂げている感じで、とても好感を持ちました。また食べたい!
博物館関係も充実
今回わたしたちはハンガリー国立博物館、ユダヤ人博物館、そして軍事歴史博物館に行ってきました(写真はハンガリー国立博物館)。
なんといいますか、ハンガリー国立博物館なんかは写真でも伝わるように、なんだか中世の雰囲気が結構残ってて、おどろおどろしい雰囲気で、若干怖かったです・・・平日で人があまりいなかったからなのか、キュレーションの問題なのか、はたまた歴史的にそうなのか・・・
個人的に一番興味深かったのは、Museum of Military History(軍事歴史博物館)です。主に第一次世界大戦前後のハンガリー、それから世界の動きがまとまっていて、どういういきさつで戦争になったのか、当時の武器や兵士たちの様子などなど詳細に理解できてとても勉強になりました。
ドイツにいると第二次世界大戦関係の歴史には触れる機会がたくさんあるのですが、その間接的な原因ともなる第一次世界大戦については知識が乏しかったので、知識を深めるよい機会になりました。
ハンガリーの伝統工芸品
今回自分にとって大きな収穫だったなと思ったのが、ハンガリーの伝統工芸品に出会えたこと。
ハンガリーは刺繍がとても有名で、私たちも写真のテーブルクロスを買いました。ちょうどクリスマスも近かったので、日本の家族、フランスの家族分も買い込みました。ひとつひとつ丁寧に仕上げていて、ハンガリーの伝統や歴史を感じるデザインながらも若いカップルの自宅にも合うところが素敵です。
最近、いろいろな社会問題を知ったり、お金の流れを勉強しているうちに、自分の持っているお金の使い方についても考えるようになりました。自分が一生懸命働いて得たお金を喜んで使いたい。こういうハンドメイドで伝統を守ってくれている人たちのいるところにお金を使いたい、大企業ではなく、できれば個人商店に使いたい、そんな風に考えるようになりました。
特にこういうハンドメイドは作るのに時間がかかる。でも人々がその手で今に伝えてきた「歴史」でもあります。それって本当にかけがえのない、大切なものだと思うです。
私はそういうところに自分のお金を使いたい。一生懸命稼いでいるお金だからこそ、価値があるものに使っていきたい、そんな風に考えています。
今回はハンガリーで出会った工芸品でしたが、日本のにもたくさんの工芸品があり、私が知らないものもたくさんあるだろうし、消えていっているものもあるかもしれない。今後はそういうものたちにもっともっとフォーカスできたらいいな、と思ってます。
以上、ハンガリー旅行でした!