Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
海外にどうしても住みたい、という人は多いですよね。
わかります、わたしもそんな一人でした。
海外移住するにはビザが必要で、ビザは結婚ビザや何か特殊な職業に就いている人だけがもらえるもの…と当時の私は思ってました。
スキルのない自分がこうやって海外で働き続けていられる不思議さ!
【海外就職】ベルリンで就職するのに必要なスキルって? という記事にて、海外生活8年目のわたしにもスキルなんてなかった、ただただ英語だけだった!
とお話をさせてもらったんですが、本日はその続編を本日は書きますね。
語学以外のスキルがなくても海外就職は可能か?
海外で暮らしたい、海外で働きたいけど、自分にはスキルがない…と思ってあきらめる方も多いかもしれません。
そういうわたしも今は経験を重ねたので、ちょこちょこできることや、履歴書に書けるくらいのスキルはあるのですが、
海外に出てきた7年前は、本当になぁ~にもスキルがありませんでした。
あえて言うなら、日本語ネイティブということと英語が少し話せたことくらい。
私の7年間は、日本語と英語を駆使してドイツをはじめとする他数か国で海外就職してきただけです
そういった自分の経験をベースに、
「語学以外にスキルがなくても海外就職は可能か?」と問われれば、【海外就職】ベルリンで就職するのに必要なスキルって?でもお話した通り、
答えはイエスです。
語学以外のスキルがない人が辿る道
イエス、
ではあるんですけど、そこからどう人生を展開させていくかというのは結構むずかしいですね。
海外で就職ができると、どうにか海外で生活する最初の基盤はできるんですけど、
結局ね、スキルがない人がつける仕事って、単調な仕事しかないんですよ。
例:
- コールセンター
- リサーチセンター
- プルーフリーディング
- ブックキーパー
どれもそれなりに大変だけど、それなりに飽きる、というのが本音です。
もし、昇進や出世などなく、とにかくのんびりと海外で暮らしていきたい、もしくは音楽だとかライターをやる傍らで副業的な感じでやりたいというのであれば問題ありませんが、
海外でバリバリ働きたい!
という夢を持っていると、「こんなはずじゃなかった」とか「何やってるんだろう、わたし」という思いにさいなまれる場合がありますね。
わたしもその境地になったことがありますし、そういう人を何人も見てきました。
今後の足掛かりと思おう!
例えばわたしが現在働いている会社。
リサーチ系の会社です。ビザ問題のないヨーロッパ人も働いてますが、そのほとんどが大学を卒業したばかり。
つまり、経験の少ない若い世代ならば、経験も積めるし、勉強にもなると思う。なので、若者にはかなりオススメします。
スキルがなくてもどんどん外国に出ていって、もまれたらいいと思うんです。
「わたし、何やってんだろう…」って思うのはちょっと経験を積んでしまった30代の人ですかね。
特別なスキルがないとしても日本だったら順調に昇進もしている頃でしょうしね。
それと比べてしまうと、海外での就職はつらいものがありますね…。
でもね、
外国に来たら、ましてや特にスキルのない人が就ける仕事ってね、限られてるんですよ。
わたしも最初に働いたカスタマーサービスのお仕事はほとんど腐りながらやってました。
それでも大事な足掛かりになるんです、絶対に。
今いるところでスキルを磨こう
スキルのないまま海外就職は可能だけれど、そのままでいいのかと言えば答えはノー。
スキルって2種類あって、
1.自分で身に着けようと思って身に着けたスキル
(例えば私がシステムエンジニアになろうと思って勉強した、とか)と、
2.仕事をしているうちに身に付いたスキル
(たとえば、わたしだったら医療関係のレポートを毎月書いているので、英語でのレポートだったら書けるようになった、とか)。
自分が身に着けたいスキルがあればそれに越したことはないけれど、そうではない人はとにかく今の会社から学んだスキルを伸ばすことを強くオススメします。
さっきも書いたけど、わたしで言えば、医療系のレポートを結構な頻度で書いているので、英語でのレポートは書けるし、翻訳もできる。
これって数年前のわたしにはなかったスキルです。
結局語学かよ、って話ですが、レポートが書ける書けないって結構大きいと思うので。
もし転職するとなると、こういったスキルを押し出して就職活動することになると思います。
もしこれを読んでいるあなたが、今の会社に満足がいっていない場合も、次の転職で使えそうなスキルはその会社にいるうちに磨いておいた方がいいですよ!
そうすることで、スキルがなかった頃よりはもっと違う種類の職種が選べるはず。
そういう意味で、最初の仕事はただのヨーロッパへの足掛かり、いや踏み台だと思って、必要なスキルと経験だけもらってさっさと転職しましょう。
幸い、欧州での転職はキャリアアップの意味合いが強いですし。
では皆さん、グッドラック!