Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
最近寒いので家に引きこもることが多く、読書の時間が増えました。良いことです。
わたしは2016年に始まったKindleの読み放題サービスを使っております。読み放題サービスが出た頃は「ぜんぜん使えない!」なんて文句言ってましたが、最近は読み放題で読める本の数も増えて、かなり満足しています。
プロモーションの一環だと思いますが、好きな作家さんの作品のうちのひとつが読み放題の対象となったりしているので、そういうのを見つけて読んでます。
でも数が多いので、なかなか見つけられない!という人も多そうなので、2020年2月の時点で読み放題の対象となっている小説をピックアップします。
角田 光代さん
今回の投稿のために読み放題を漁ってたら、直木賞作家の角田 光代さんの小説が読み放題の対象に!これは嬉しい~
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ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共同生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人同士の不純異性行為」――本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙に温かくて幸せなものだった。いつまでも、この居心地いい空間に浸っていたかったのに……。表題作「幸福な遊戯」(「海燕」新人文学賞受賞作)の他、「無愁天使」「銭湯」の2編を収録。今もっとも注目を集める作家、角田光代の原点がここにある。記念碑的デビュー作!
(Amazon商品説明より抜粋)
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「結婚してやる」と恋人に得意げに言われ、ハナは反発する。結婚を「幸せ」と信じにくいが、自分なりの何かも見つからず、もう37歳。そんな自分に苛立ち、戸惑うが……ひたむきに生きる女性の心情を描く傑作長編。(Amazon商品説明より抜粋)
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子供を妊娠し浮かれているサエコの家に、夫の姉・実夏子が突然訪れる。長い間消息不明だったという実夏子は、そのまま勝手に住み着いてしまった。真夜中に化粧をしたり、冷蔵庫のハムを丸ごと食べたり、と不審な行動を繰り返す実夏子。何も言わない夫に苛つき、サエコの心はかき乱されていく……。出産を目前に控えた女性の心の揺れを描いた表題作ほか、「昨夜はたくさん夢を見た」の一篇を収録。瑞々しい筆致で描き出された、心に染みる極上中篇集。 (Amazon商品説明より抜粋)
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泉は田舎の温泉町から東京に出てきた女の子。「今度こそ幸せになりたい」――そう願って恋愛しているだけなのに。なんでこんなに失敗ばかりするんだろ。アイルランドを自転車で旅したり、ニュー・エイジにはまったり、ストーカーに追い掛けられたり、子供を誘拐したり……。波瀾万丈な恋愛生活の果てに、泉は幸せな“あした”に辿り着くことができるのだろうか? 直木賞作家がはじめて描いた、“直球”恋愛小説!!(Amazon商品説明より抜粋)
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「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」――OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき……。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、〈全力疾走〉片思い小説!(Amazon商品説明より抜粋)
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終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子?「仕返し」のために現れたのか。欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、その存在が左織の日常をおびやかし始める。うしろめたい記憶に縛られたまま手に入れた「幸福な人生」の結末は――。激動の戦後を生き抜いた女たちの〈人生の真実〉に迫る角田文学の最新長編。あの時代を生きたすべての日本人に贈る感動大作!(Amazon商品説明より抜粋)
その他エッセイも読み放題の対象です!
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どこか飼い主に似たアメショーのトト。このやわらかくてあたたかい、ちいさな生きものの行動のいちいちに目をみはり、トイレの掃除をし、病院に連れていき、駆けずりまわって遊び相手をし、薬を飲ませ、いっしょに眠り、もしこの子がいなくなったらどうしようと家の人と話しては涙ぐむ日々――愛猫へのやさしいまなざしが、誰かを愛しく思うすべての人の心を揺さぶる、感涙のフォトエッセイ (Amazon商品説明より抜粋)
川上 未映子さん
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「わたし」は毎日のようにデパートに出かけ、気まぐれに買い物をして、ほぼ一日を過ごす暮らしを送っている。朝十時きっかり、開店と同時に、あふれんばかりの従業員の笑みに迎えられる。いつもデパートはつるつるして光っている。高い吹き抜けの天井にはシャンデリアが燦然と輝いている。一階のコスメ売り場から四階のハイジュエリー売り場へ。レストランフロアでお腹を満たすと、また降りて、高級ブランドショップをはしごする。店員たちは皆、顔なじみだ。語り手の買い物には計画もなければ、予算もない。
結婚もせず、ワンルームに一人暮らしの「わたし」に、思いもよらない大金が口座に振り込まれ、デパート通いが始まった。(Amazon商品説明より抜粋)
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初々しい少女たちが、愛と存在について言葉をかわす、思索的な短編。
時代設定も、場所もわからない、女性限定の孤児院らしき「ミア寮」が舞台。主人公のマリーは、どうやら父親の虐待から逃れるため、寮にやってきたようだ。マリーは去年のルームメイトだったカレンと恋人どうしだったが、一ヵ月前に念入りに別れ話を積み重ねて別れたばかり。そんなマリーやカレンら寮生は郊外学習と呼ばれるピクニックで、山を登り、湖のほとりへと出かけてゆく。別れは受け入れるし、未練もない、と言うカレンだが、「ひとつだけ」聞いておきたかったことがある、とマリーに問いかける……。
神は存在するのか? 愛とは何か? 彼女たちの思考も、存在も不確かだからこそ、ほんの一瞬、まばゆいばかりの輝きを放つ。ひとつひとつ、大切に言葉を編み上げて綴られた、結晶のような作品。近代文学を思わせるかぐわしい香りがひときわチャーミング。(Amazon商品説明より抜粋)
池井戸 潤さん
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おせっかいな叔母に拝み倒され、人生初のお見合いに出かけた花咲舞。相手は町工場の二代目社長で、育ちはいいが気の弱そうな、平井勇磨という青年だ。銀行勤めということで経営の相談を持ちかけられていた舞は、よりにもよって、銀行で臨店班を組んでいる相馬健に見つかってしまう。大喜びで冷やかす相馬を見て、舞は、勇磨の相談相手にすえることを思いつく。大ベテランの工場長に頭が上がらないという勇磨は、「工場長の不正に気をつけろ」という内部告発の手紙を受け取り、人知れず悩んでいたのだ。
工場長は本当に不正を働いているのか、手紙を出したのは誰か。舞と相馬は、真相を突き止めるため動き出すが――?
ドラマ化で人気を呼んだ花咲舞シリーズ最新作!(Amazon商品説明より抜粋)
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テレビドラマ化、新聞連載で大好評の「花咲舞が黙ってない」シリーズ最新作は、神保町が舞台。〝一見客お断り〟のこだわりの寿司屋で、臨店を終えた東京第一銀行の花咲舞と上司・相馬健が舌鼓を打っていると、高齢の女性客がひとりで来店した。店主とも顔なじみらしい、上品そうな婦人の話に耳を傾けてみると……。(Amazon商品説明より抜粋)
吉田 修一さん
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人間の深奥に潜む、弱く、歪んだ心。罪を犯してしまった人間と、それを取り巻く人々の哀しみを描ききった珠玉の5篇。2007年『悪人』、14年『怒り』、そして……犯罪小説の極北、遂に文庫化!(Amazon商品説明より抜粋)
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電車で遭遇した目を見張るように美しい女。電話ボックスで見かけた甘い香りを残した女。職場で一緒に働く世間に馴染めない女。友人の紹介でなんとなく付き合った怠惰な女。嬉しくても悲しくてもよく泣く女。居酒屋から連れ帰った泥酔する女。バイト先で知り合った芸能界志望の女。そして、中学の時に初めて淡い恋心を抱いた女……。人生の中で繰り返す、出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女をリアルに描く短編集。(Amazon商品説明より抜粋)
井上荒野さん
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結婚願望を捨てきれない女、現状に満足しない女に巧みに入り込む結婚詐欺師・古海。だが、彼の心にも埋められない闇があった……父・井上光晴の同名小説にオマージュを捧げる長編小説。(Amazon商品説明より抜粋)
山本 文緒さん
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もう神様にお願いするのはやめよう。――どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように。哀しい祈りを貫きとおそうとする水無月。彼女の堅く閉ざされた心に、小説家創路は強引に踏み込んできた。人を愛することがなければこれほど苦しむ事もなかったのに。世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。(Amazon商品説明より抜粋)
平野啓一郎さん
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平野啓一郎が贈る、ショートストーリー27編。
パリ、新宿、ガンジス川の畔etc. 舞台も時代も主人公も様々な、プレミアム・アナザーワールド! 普段の長編小説とは一線を画す、軽快な読み口。雑誌をめくるように楽しんで。
2008年から2016年にかけて『FRaU』を中心に様々な媒体で発表された、掌編小説やエッセイを厳選して加筆・改筆し、一冊に書籍化。著者によるまえがき付き。
などなど、気になる本がたくさん出てました!
春までもう少し、どうぞ手にとってみてください~