海外に住んでいても、日本語で書かれた本が恋しくなる時がありますよね。わたしもその一人。以前は日本に帰国する時に日本語の本を持ち帰っていましたが、最近はもっぱら電子書籍(わたしの場合はAmazon のKindle)で日本語の本を読んでいます。
そこで気になるのが、「海外から日本語のKindleが買えるのか問題」。または「冊数制限がかかるのか問題」。kindleを使い始めて4年近くになるわたしが答えます。
電子書籍Kindleの良いところ
海外在住でもロンドンやニューヨーク、パリ、シンガポール、そしてドイツでは日本人の多いデュッセルドルフなんかだと日本語の本が買える本屋があるのかもしれませんが、それでもやはり割高。
しかも昔は「本は絶対に紙でないと!」という変なこだわりがあって電子書籍を拒んでた時期もありました。ところが、どうしても今すぐ読みたい本があって、アマゾンのキンドルをぽちっと押したら最後、キンドルのヘビーユーザーになってしまいました。
以下電子書籍(キンドル/Kindle)の良いところを挙げるとすると、
- 海外からでも読みたい本がすぐに手に入る(すべての書籍が電子化されているわけではありませんが、だいぶ増えました→コロナ禍でさらに増えた印象)
- 紙の本より若干安い
- kindleはセールも盛んなので、安く買えることもある(Kindleをスマホにダウンロードしておけば、セール情報を流してくれる)
- Kindle端末の持ち運びが便利。重くない(旅行にも持っていきやすい)
- 本を収納するスペースに困らない、かさばらない。
- 本屋に行く手間が省ける、配送してもらわなくてよいからすぐに読める
- Amazonのポイントが貯まる
まだ旅行本やレシピ、インテリアの本などは紙で購入していますが、その他の本はほとんどKindleで読んでいます。
海外在住でも日本語書籍が購入できるAmazon Kindle
わたしは2012年に Amazon.co.jp でアカウントを作成し、2017年に海外(ドイツ)でKindle端末を購入し、それからはずっとKindleで本を読んでいます。
最初の頃はスマホで読んでいましたが、スマホのライトが明るすぎて目に悪そうだったので、目に優しいkindleの端末に切り替えました(Kindle端末の使い心地やわたしが使っている端末は後述します)
海外からKindle を購入する際の冊数制限
わたしは何の問題もなくKindle本を購入およびダウンロードできているのですが、冊数制限に引っかかり、購入できない方もいらっしゃるようです。
一応下にわたしがどのようにしてKindleを使っているのかと、もしかしたらこれで大丈夫かも!という対策を書いておきますので、どうぞ参考になさってください!
まず、わたしの設定から。
・フランス在住(以前はドイツ在住だったけど、ドイツでもフランスでも問題なく買えています)
・Amazon.co.jp を使用
・登録住所は日本の実家の住所
・クレジットカードは外国発行のものでもオッケー(ドイツ発行)*注
・端末(スマホ、パソコン、Kindle端末)すべて海外(ドイツ)で購入
・端末は英語で使用(日本語も対応)
(*日本のAmazon Primeを観ようと思ったら、日本のクレカしか受け付けてくれなかったので、最近は楽天カードに変更しました)
上記を見るとわかるようにkindleを海外で購入するにあたり、住所を日本で登録する以外は特別何かしているわけではありません。
VPNにつないで日本のIPアドレスにすれば問題ない、VPNにつながないと見れない!というブロガーさんもいらっしゃいますが、わたしはVPNにつながなくても、問題なく日本語のKindle本を海外から購入できています。
が!
これはおそらく「国や地域によってAmazonの仕様・対応が違う」というのが、今のところのわたしの結論です。
フランス、ドイツ、スペイン(ヨーロッパ全体なのかは定かではない)は問題なく日本語のKindle本を買えるようですが、北米(アメリカ、カナダ)の方々はVPNにつながないとkindle本は購入できないと北米のブロガーさんたちが書かれてました(台湾やオーストラリアからもKindle本が購入できないと聞いたこともありますが、詳細はわかりません)
VPNは日本のコンテンツにアクセスするときにとても便利なので、この際使ってみてもよいかもしれません。Kindle本を購入する時にはVPNは使っていませんが、日本のAmazonで映画を見る時につかっています。
[blogcard url=”http://joshiuri.com/vpn_france/”]
【重要】後日談! 2020年11月
先日アマゾンジャパンの住所をフランスに変えたら、わたしのkindle本購入にも冊数制限がかかり、なんとkindle本が買えなくなってしまいました!
噂の「最近引っ越しましたか?」が出てきました。住所を日本の住所に戻しても、冊数制限がかかったまま!
それは困る!とのことで、カスタマーサービスにコンタクトを取ったら、次のように案内されました。
Amazonウェブサイトの検索窓の横に「言語」と国旗があり、その国旗部分をクリックすると、「各国の/地域のAmazon(Website-country)」というのが表示されます。そこで以下のように「日本」を設定します。
また、冊数制限がかかっている時のわたしのAmazonのサイトではお届け先がフランスになっていたので、こちらも日本の住所に戻し問題なく冊数制限なく購入できるようになりました。
ちなみに、Amazonのカスタマーサービスに連絡する前に、VPNも試してみたのですが、わたしの場合は、VPNにつないでも冊数制限は解除されませんでした・・・💦
外国で買ったkindle端末では日本語本が買えない?
海外で買った端末では日本語のKindle本が買えないのではないか、という心配もありますよね。
結論から言うと、わたしはドイツで買ったKindle端末でも問題なく日本のAmazonに接続できており、日本語のKindle本を購入できています。
Kindle端末を購入後、初期設定の時に日本のAmazonアカウントをKindle端末に登録すれば日本のAmazonに繋がります。
言語も様々な言語に対応しており、その中に日本語もありますよ。とはいえ、こちらも国や地域によって使用が違う可能性も否定できません💦
Kindle端末の使い心地
今使っているのは、All-New Kindle, 6 “Glare-Free Touchscreen Display, Wi-Fi (White)というタイプの端末ですが、かれこれ3年以上の前の端末なので、今はもっといいのが出ています。
kindle端末のメリット
・スマホ画面に比べると目に優しい
・充電切れはかなり長持ち
・コンパクトなので、持ち運びしやすい
・スマホのように頻繁に使うわけではないので、Kindle端末使用後3年でも問題なく使えている
・ハイライト機能が使える(Amazon Cloud readerでハイライトを管理できます)
kindle端末デメリット
・漫画や雑誌などは若干読みにくい。感じとしては、PDFファイルをタブレット画面で読んでいるような感じで、ズームアップできるが、少し使いづらい(今は改善されているかも)
・私のKindle端末は古い型なので、画面にライトがなく、明るい場所でしか読めない(今はライト付きがあります!)
デメリットまで書きましたが、それがストレスになるまでではないですし、今は新しいものが出ているので、使いやすくなっていると思います!
(Amazonドイツ) (Amazonジャパン)(Amazon フランス)
kindle本と言えば!のKindle読み放題もかなり使えるので、お試しにどうぞ!
[blogcard url=”http://joshiuri.com/kindle_unlimited_2020_feb/”]
この記事を最初に書いたのは2017年ですが、2019年、そして今2020年、2021年に修正加筆してポストし直しております。
初回投稿:2017.2.10