Last Updated on 2020年12月28日 by Jo
本日は本の紹介です。筆者は今年で35歳になりましたが、この年になると結婚し、子供を育てている人も多くいます。筆者は結婚はしていないのですが、パートナーがおり、日々幸せに、楽しく暮らしています。
でも人生を一緒に歩んで行こうとすると、楽しいことだけばかりではなく、不満があったり、すれ違ったりするもの。愛しているのに、なぜか2人の関係はうまくいっていない、と感じる時ってありますよね。
今回はそんなときに読んで欲しい本をピックアップしました。
ジョン・グレイ博士の「大切にされる女」なれる本
ちょっとタイトルで損してる系ですが、パートナーとのことで悩んでいる方、今はパートナーがいない方でももれなく読んで欲しいのが、この「大切にされる女になれる本」です。
女と書いて、私と読ませるw
ジョングレイ博士とは?
世界的に有名なベストセラー作家でアメリカの心理学者。 人間関係の中でも特に、男女関係(パートナーシップ)の専門家です。Webサイト「ビジネス心理学」より引用
そう、パートナーシップの専門家で、男女関係(もちろん男女のみならず、LGBTでも適用できるはず)の本をたくさん執筆されているんです。
読みどころは?
この本はどちらかと言えば、長くつきあったことのある経験のある人に読んでもらいたいな、と思います。
恋愛の最初の頃は、お互いにフレッシュな気持ちなので、常に相手に対して何かをやってあげたいと思うし、反対に相手から何かしてもらった時も「感謝」できるはず。でも、年月が経つうちに不満がたまってきて、相手に対しての感謝って忘れがちになってしまうもの。
特に働く女性たちにとって耳が痛いのが、以下の箇所。
一日の重圧から解放されるためには、女性は話をしなければならない。女性は男性に問題の解決策を求めているのではなく、ただ思いやり深く聞いてほしいのだ。逆に、男が女性の問題を解決しようとすると、二人の会話はどんどんこじれていってしまう
これは女性であれば、大半の人が思い当たる節があるのではないでしょうか。わたしもあります、ただ耳を傾けてほしい時。
でも男の人って解決してくれようとするんですよね。男性と女性ってこのあたりが大きく違う。それで女の人が不機嫌になって、男の人は意味がわからずに困惑する図。
こういった男女の違いを心理学の視点から読み解き、優しくどのようにしたらその行き違いがなくなるか、というようなことをっ書いてあります。
自分がパートナーに何を望んでいるのか、男にも理解できる言葉で処方箋を示してやれば、彼もリラックスできるし、いったい彼女は何をしてもらいたいのかと頭を悩ませることもなくなる。(中略)
女性は彼が自分を愛してくれているなら、話を聞いてくれるのは当たり前、と思いがちだ。男にとって最愛の人から不満を聞かされることくらい、たまらないことはないということを理解していないからだ。
他にも印象的な部分を抜粋すると、
基本的に男が覚えていられるのは、前向きの言葉だ。優しい、信頼に満ちた調子で頼まれれば、男は忘れない。しかし、否定的な言葉ばかり投げつけられたら、耳をふさいで聞こうとしなくなる。パートナーが腹を立てれば立てるほど、男は大事な頼まれ事を忘れる。
男の人ってしょうもない…と思い読み進めていたら、
男は、彼女にあれこれ世話されるよりも、むしろ彼女にしてあげたことに感謝される方が嬉しいのだ。
男の人ってねぇ・・・!!愛しさしかない。
30歳を超え、いくつかの真剣な恋愛をして、傷ついたことのある女性が最終的に行きつく男性に対する答えってものも、上記に集約されている気がしますね。
男性ってね、彼女や奥さんにただただ笑っていて欲しい、幸せでいてほしいっていう生き物だと思うんですよ。でも女性はそんなにシンプルになれないから、あれやこれやと考えて、動いた結果二人の関係がうまくいかなくなってしまうってことにもなりかねないんですよね。
「男の人ってこういう時はこういう風に思ってるんだ・・・!」という新鮮な驚きが発見できる本です。男女のどちらの思考パターンも書いてあるので、理想としてはカップルで読むのがオススメです。
大事なのは片方が無理をする関係ではなく、相互理解。お互いが歩み寄る、ということはパートナーシップを維持していくために重要なことですからね。
気になる方はこちらからどうぞ。
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ちなみにわたしは本日パートナーにイライラしたので、今からこの本をバイブルのように読み返しますw