Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
どうも、やっと週末です!
そうそう、4月くらいからベルリン市内で家を探していたんですが、やっと見つかりました。ベルリンが住宅難だということは噂には聞いていたんですが、ここまでとは!
とはあまり思わず、意外にすんなりと決まりました 笑。よかった。
それもこれも、私もボーイフレンドも会社員だから。フリーランスよりも会社員がいいとはまったく思っていないけれど、家の契約には会社員の方が強いですね、やはり。
ベルリンでの家探しを甘く見ていて、5月くらいまでゆるりと気が向いた時にメールを何通か送るようにしていました。
このベルリンの住宅難でもラッキーを期待していたのですが、さすがにそれではなぁーんにも返ってこず、ちょっと焦り始めた私は、6月上旬に集中してメッセージを送りました。
ぽろぽろと何通か返事が来て、結局3件の物件を見学してきました。
短期物件、でもシェアは嫌だ!という方には
今回私たちカップルは事情があって、半年~1年の短期物件で探しました。
短期だったので、「家具付き」というのが一番の条件。自分たちの好きなものに囲まれて暮らしていきたい、という気持ちはもちろんあるけど、半年のためになかなか家具は揃えられないですよね。
そんな人たちのためにあるのが、サブレットでの短期貸し。
ヨーロッパの人は半年くらい、ぽーんと旅行に行ってしまうので、その半年の間借りることができます。
まぁ、でもね、半年他人の家に住むのはちょっとな~って思う気持ちも心のどこかにあるんですよね。
半年しかベルリンにいない!っていう人なら、割り切って住めるだろうけど、私たちの場合半年~1年という曖昧な期間だから、また半年後にベルリンで家探しってなった時が大変。
そんな人たちのために!
今回使ったのが、ARIVORAというサイト。
このサイトにも書いてあるように、短期でベルリンでお家を探している人向けのサイトです。
私たちは、ベルリンでの家探しと言えば!のWG Gesucht というサイトを見ていたら、たまたまこのARIVORAから物件が掲載されていて、このサイトを発見しました。
WGではなく、一人暮らしやカップル向けのお部屋を探している人にはおすすめですね。
精神の安定、毎日の幸せは、家で決まる
引っ越し自体は、今月の21日なのですが、すでに契約書を交わし、振込も終了。後は引っ越しを待つだけ。
ベルリンに来て5年、プラス違う国での2年、計7年フラットシェアをしていたことになります。
はじめはいろんな国の人と一緒に住めて楽しい~!と思っていたのですが、30代も半ばになり、もはや家族や彼氏以外の人と共同生活をすることが結構な負担になっていて。
去年はベルリンでフリーランスをしていたので、自分が好きな時にご飯を作ったり、シャワーを浴びたりできたのでよかったのですが、会社員となると、家を出る時間、帰宅時間がほぼ固定されているため、自分がキッチンやバスルームを使いたい時に使えない、ってなかなかのストレスになっていってたんです。
ましてや、会社員なんてストレスを毎日抱える場合が多いじゃないですか。家が快適でないと、精神の安定や仕事のパフォーマンスにかなり響くと思うんです。
ベルリンで、というかドイツの仕事って、結果がすべてなので、悪いパフォーマンスなんてしてたら、すぐにクビにされる可能性大です。
ちょうど、最近この本を読んでいたら同じようなことが書いてありました。
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これ、風水や占い師の方が書いた本のように見えるでしょ?
私はそういう本ももちろん好きなんですが、実はこれ、一級建築士の方が書かれた本なのです。
住宅のプロとして多くの悩める顧客の相談に乗り、彼らの話に真摯に耳を傾け、何が原因かということを考え、こうしたら良いんじゃないかと提案し、解決へと向かったケースを元にこの本は書かれています。
私が一番納得したのは次の一文。
もし、なんだか人生がいい方向に動いていかないと感じる場合、今の部屋に住みはじめたときの理由に、その原因があるのかもしれません。 あなたは、なぜ今の部屋に暮らしはじめたのですか? (本文より)
私が今のお部屋に住み始めたのは2年前。
当時住んでいたフラットの契約が切れるからというのがメインの理由ではあったけど、どうして今のフラットに住み続けているかというと、「家賃が安いから」。
もちろんフラットメイトたちがいい人たちだった、ということはあるけれど、2年前の当時は経済的にすごく厳しかった頃。いつもどこかでお金の心配をしてました。
ベルリン在住の日本人の多くが同じような理由で今のフラットに住んでいそうですよね。
本のどこかに書いてあったけれど、住み始めた当初の気持ち(念と言っても良さそう)って、後々まで残るんですって。
本の中にも、恋愛がうまくいなかい女性がいて、よくよく話を聞いてみると、現在住んでいる家に引っ越した時、「恋愛は当分の間いいや」と思ってた、ということがわかった、と書いてあります。
その気持ちがまだ家に残っていて、やはりそういう部屋作りとなって恋愛を遠ざけていたのではないか、と作者は書かれています。
「今現在、どんな気持ちでその部屋に住んでいるか? どんな気持ちで毎日生活しているか?」 ということも、人生の運を開いていくのに大きく影響しています。(本文より)
私の場合も、確かにフラットメイトはいい人だけど、自分の好きな時間に済ませたいことをできないし、家の中は自分仕様ではないし、いつもどこかに居心地が悪いとは感じてた、と認識するに至りました。
この居心地の悪さが、知らぬ間に自分を蝕んでいっていたのかも…と考えると、もうそりゃあ即引っ越しを決断。
引っ越しができない場合なども含め、どのように自分の住まいを住みやすい場所に変えていくのか、というアイディアもたくさん書いてあります。
もちろん、全部真似する必要はないし、いやいやながらやっていてはそもそも意味がないのですが、これいいアイディアかも!と思ったら、実践してみていいかも。
そうやってどんどん運が上がっていけばしめたもの!
Amazonでは紙の本だけではなく、Kindle版も買えますし、Kindle版はスマホでも読めるので、気になった方はぜひ。
それではおやすみなさい。
投稿日 2018年7月8日