Last Updated on 2022年4月12日 by Jo
皆さまいかがお過ごしですか?
日本は梅雨模様ですね!わたしの生まれ育った九州も大変な豪雨で、大分・熊本は甚大な被害を受けているようです。これ以上雨が降らないことを祈っています・・・
今回の九州の豪雨だけではなく、日本では毎年どこかが豪雨による水害の被災地になっており、気候変動の影響を感じずにはおれません。降水量もこれまでとは規模が異なることから、抜本的に治水を考え直す転換期なのかもしれません。もちろん治水だけではなく、もっと環境問題に真剣に取り組む必要があると切に感じています。ゆくゆくはフランスの環境問題の取り組みもこのブログで取り上げられたらいいなぁ・・・と思い、現在フランス語をがんばっております・・・!!
さて、わたしはフランスに移住して4か月が過ぎようとしています。最初の2か月はコロナ禍でロックダウンの憂き目に遭い、その後一か月ほどは自主隔離、自粛生活だったのでこれと言って移住に関する特別な動きはなかったのですが、最近になってやっと諸々が動き出しました。
今日はフランス移住に必須のOFIIについて書きます。
OFIIとは?フランスに入国後すべきこと
フランス移民統合局(OFII)は、フランスにおいて移民や亡命希望者、それから難民の受け入れに関して責任を負う行政機関です。
フランスのビザを取得すると、入国後にすぐにOFIIのサイトに行き、ビザを有効化するようにアドバイスを受けます(わたしの場合はドイツからフランスへの移住だったので、フランスへのビザの取得はフランクフルトで行っています。参考までに→ ドイツからフランスへ!フランス長期ビザを取得する)
サイトはこちら→ ( OFII滞在許可証有効化 )
万が一この有効化を行わなかった場合、フランスに滞在できなくなる恐れもあるのでどうかお気を付けを。ちなみにこのビザの有効化の際に、わたしは200EURを支払いました(たった1年なのに200EURも払うの・・・!とは思いましたが、拒否するわけにもいかないし・・・)
無事に有効化できたら、登録のemailアドレスにValidation confirmationのメールが届きます。このコンファメーションは大事に保管しておきましょう。
フランスのビザを有効化した後にOFIIとの面接があります。メールで日時・場所などを案内してくれますが、わたしの場合はコロナでロックダウンを挟み、6月頃になってもOFIIから連絡がなかったので、6月に入り面接の催促のメッセージを送り、翌日か翌々月には面談の案内がメールにて届きました。
OFIIとの面接では何をするのか?
そういうわけでフランス入国から4か月が過ぎようとしている昨日やっとOFIIとの面接に至りました! わたしは現在ノルマンディーに滞在しているので、RouenのOFIIに行ってきました。
面接で何をするかは以下の通り。
・健康診断
地域によって異なる場合もありますが、RouenのOFIIでは肺のレントゲン、HIV、CおよびB型肝炎の血液検査、メンタルチェックアップを行いました。どれもすぐに終わりますし、簡易的なものでした。
・簡単なフランス語のテスト
フランス語コースに通いたい場合は、フランス語の簡易テストを受けて自分のレベルをチェックします。
・スタッフとの面接
今どこに住んでいるのか、語学学校には通いたいか、今までどんな仕事をして、今後はどんな職業につきたいか、今後大学等は考えているか、フランスでの不安はどんなことがあるか、などを聞かれました。とにかくスタッフが優しかったのが印象的でした。
OFIIでの面接で楽しみにしていたこと
OFIIとの面接で心待ちにしていたことがあります。それはフランス語の語学学校を案内してもらえること!
今でもオンラインコースでフランス語レッスンを取ってはいるのですが、知り合いも欲しいですし、グループレッスンに切り替えたいなーと思っています。それにOFIIが紹介してくれる語学学校は基本的に無料。質がどの程度のものなのかは気になっていますが、ひとまずは楽しみにしています。
また語学学校だけではなく、フランスの文化や歴史を勉強するコースもあり、それも受講予定(ドイツも同じようなコースがあります)
とはいえ、実際に語学学校が始まるのは9月頭で、あと二か月はオンラインコースと独学をがんばることになりそうです。9月にコロナ禍がどうなっているのか…第二波次第では受講できなくなりそうで、不安は尽きません…。
とりあえず一刻も早い終息を願ってはいますが、こればっかりはどうしようもないですね・・・皆さんゆるりと行きましょう。